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情報流通の中抜き現象が起きている

これを読みました。

テレビがまとめサイトに見える – シロクマの屑籠

ネットで話題になっているモノや人、流行っている動画、事件や事故を収めた画像や映像。こうしたものをテレビで目にすることが増えました。「これ、昨日ツイッターで流れてきたな」となる場面はよくあります。バラエティ番組だけでなく、情報番組でも見ることがあります。

こうしたものを見ると、「ネットコンテンツの焼き直し」感が出てくるし、確かに、まとめサイトにも見えてきます。

インターネットの発達にともなって、いろんなビジネスが影響を受けてきました。その中の一つに、卸売業や小売業を飛び越えて、メーカーが消費者と直接やり取りをする、いわゆる、「流通の中抜き」も起きました。マスメディアを情報ソースと情報の受け手とを結びつける「情報の流通屋」と考えるなら、マスメディアについても、情報流通の中抜き現象が起きている、と言えるのでしょう。

今は、芸能人と、ブログやツイッター、YouTubeなどでつながることができます。好きな芸能人を見るためにテレビをつける必要はないし、芸能人もテレビが要求する役割を演じる必要はありません。

ローカルすぎる情報、ニッチ過ぎる情報など、テレビでは広告収入的にペイしない内容でも、ネットでは、送り手が簡単に配信できるし、受け手が検索して見つけることも簡単です。テレビ屋が選択・編集した、大衆的なコンテンツ以外も消費することができます。

「ネットの情報は質が低い」という見方もありますが、テレビの情報も、わかりやすさを求めすぎたり、結論ありきで番組を作成した結果、間違った情報を流してしまうこともあります。間違いや演出のレベルを超えて、悪質な切り抜きやヤラセが行われることもあります。

コンテンツを作れる人が増え過ぎた結果、「どんなコンテンツを作ればいいか」は多くの人が悩んでいるでしょう。そんな中でも、テレビは、「世の中の全員がコンテンツを作って発表でき、そこに全員がアクセスできてしまう時代に、テレビがどんなコンテンツを作って視聴者に届けるか」という、テレビ史上一番難しい問題に向き合っているのだと思います。

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