今日も8時間睡眠
888文字のブログです

クーポンをもらうと損した気持ちになる

🍎

たまにしか使っていないウェブサービスがあるんですが、そこからちょくちょくクーポンが送られてくるんですよね。「今日から7日間ご利用いただけるクーポンをプレゼントしました!」って感じで。

もともと物欲があまりないので、つねに「これを買いたいな」という状態でいるわけではありません。なので、突然クーポンをもらっても、すぐに「これを買おう」という発想にはならないんですよね。

アマゾンやヨドバシみたいな、商品数もあって使用頻度も高いところだとありがたいのですが、それでも何を買うかはすぐには決められません。たまにしか使わないサイトであれば、なおさらです。

クーポンプレゼントメールから数日すると、「あと〇日で、クーポンが有効期限切れになります!」ってさらに送ってくるんですが、やっぱり使い道は思いつきません。そのまま放置して、クーポンが無になっていきます。

まぁ、何も買わないんだったら、クーポンをもらって、その数日後になくなっても、別に損をしたわけではありません。もし何かを買った後にクーポンをもらってしまったら、「もっとはやく渡してくれれば」となりますが、買ってないなら変化なし、のはずです。

でも、クーポンをもらってしまうと、「せっかくなので使わないともったいないな」という気持ちになってしまいます。そして、期限が切れると「せっかくのチャンスを逃してしまった」という気持ちになってしまいます。トータルで、損した気持ちになってしまいます。

サービス側としては、何かしらサービスを使ってもらうきっかけを作ろうとして、クーポンを配っているのでしょう。広告費にお金をかけて新規顧客を集めるという一本足打法ではなく、既存顧客にサービスを使ってもらうルートも大事です。それに、クーポンは実際にサービスを使ったときにしかコストが発生しないので、広告よりも効果が高そうです。

そういうわけで、定期的にクーポンがやって来るのですが、受け取るサイドとしては、どんどん期限が切れていくクーポンを見送ることになります。クーポンが届くたびに、「また使わずに消えていくんだろうな」という損をした気持ちになってしまいます。

(888文字)