オーブンレンジは大きいほどいい? 見落としがちな欠点を解説
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オーブンレンジをいろいろ比較しているうちに、「オーブンレンジって大きいものを選んでおけばいいのかな?」と思う人がいるかもしれません。
そんな人のために、見落としがちな点を解説していきます。
なぜ、大きいほどいいと考えてしまうのか
「オーブンレンジは大きいほどいいのかな?」と考えてしまう人には、こういう背景があるんじゃないでしょうか。
- オーブンレンジをいろいろ比較する
- いろんな機能を見て、妄想が膨らむ
- 上位モデルに目が行ってしまう
- 結果的に大きいサイズが候補に残る
確かに、オーブンやグリルの性能を求めていくと、25L近辺のモデルではなく、30L近辺のモデルにたどりついてしまいます。
なので、「機能がたくさんついている方がいいだろう」「性能が高い方がいいだろう」ということで、大きいサイズを選べばいいんじゃないか、と考えてしまうのではないでしょうか。
サイズが大きいと困ってしまうこと
しかし、サイズが大きいほどいい、というわけではありません。
過熱に時間がかかる
オーブンレンジのサイズが大きいと、過熱に時間がかかってしまいます。
オーブン機能を使うには、事前に庫内をあたためる必要があります。サイズが大きいと、この時間が長くなります。また、庫内が広いので、あたためムラも発生しやすくなります。
家族の人数が多くない場合や、毎日の料理で使う食材の量がそんなに多くない場合には、機能が少なくとも、小さいサイズのほうが適していることもあります。
性能のいいオーブンレンジの場合、少量の食材をレンジの中央において、中央を中心にあたためることで素早く過熱できる機能もあります。
しかし、いつも少量の食材しか使わないなら、そもそも大きなオーブンは買わずに、小さいサイズで効率よく調理したほうがいいでしょう。
コストがかかる
サイズが大きく、いろんな機能が搭載されていると、当たり前ですがコストがかかります。
数万単位で変わってくるので、本当にその機能がいるのか、そのサイズが必要なのかは、よく考えましょう。
サイズが大きいと、購入後もコストがかかります。過熱に必要な電気代がかかるので、このコストも見ておく必要があります。
大きなサイズで性能がいいものには、省エネ機能がついているものもあります。しかし、そもそも小さくていいならそっちを使った方が省エネになります。