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パナソニックのスチームオーブンレンジまとめ

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パナソニック(Panasonic)のスチームオーブンレンジはいくつか販売されていますが、どんな違いがあるのでしょうか。

ここでは、それぞれの機能の違いを見ていきながら、パナソニックのスチームオーブンレンジの紹介をしていきます。

ざっくりとした概要

パナソニックのスチームオーブンレンジは、現在、以下のようなモデルがあります。いずれも、「ビストロ(Bistro)」というブランド名がついています。

パナソニック オーブンレンジ スチーム ビストロ 最高峰モデル 30L 2段 64眼スピードセンサー 時短料理 スマホ連携 ブラック NE-UBS10A-K
毎日の食事作りをサポ―トするIoT対応モデル
パナソニック オーブンレンジ スチーム ビストロ 30L 2段 高精細・64眼スピードセンサー ブラック NE-BS9A-K
ヒートグリル皿と高精細・64眼スピードセンサー搭載の高性能モデル
パナソニック オーブンレンジ スチーム ビストロ 30L 2段 スイングサーチ赤外線センサー ブラック NE-BS8A-K
ヒートグリル皿対応のスタンダードモデル
パナソニック カウンタートップ ビストロ スチーム オーブンレンジ 25L 液晶タッチパネル 大火力 ブラック NE-BS6A-K
便利な機能をコンパクトに収めた25Lモデル

名前が似ていてややこしいですね。最後の方についている数字で区別しましょう。数字が大きいほど、性能がいいです。

ざっくりいうと、NE-BS6A は、スチームオーブンレンジの入門レベル、NE-BS8A は標準レベル、NE-BS9A と NE-UBS10A は最強レベルといった感じです。

サイズは、NE-BS6Aだけが25Lで、他は30L です。

以下では、それぞれの性能の違いについて、主な機能に分けて細かく見ていきます。

オーブン機能

まずは、オーブン機能の比較です。

NE-UBS10A NE-BS9A NE-BS8A NE-BS6A
温度 70-300℃ 80-250℃
最高温度制限 最大5分、その後は230℃ 最大5分、その後は210℃
発酵 スチームあり(30-65℃)
スチームなし(30-65℃)
スチームあり(30-45℃)
スチームなし(50-65℃)
スチームあり(35・40℃)
加熱方式 2段調理
コンベクションオーブン
1段調理
上下ヒーターオーブン
スチームプラス あり なし

NE-BS6Aかそれ以外か、で違いがありますね。

温度 は、250℃まででもよければ、NE-BS6Aも選択肢に入ります300℃まで必要なら、NE-BS6Aは落選 です。

発酵 は、パンなどの調理で使います。タンクに水を入れなければ、自動的にスチームなしになります。

NE-BS6Aは、サイズが他よりも小さい25Lということもあり、段数は1段です。他は2段です。庫内に風を送って温度を上げる コンベクションオーブンかどうか、という点も違っていますね。

スチームプラス は、オーブン調理の途中でスチームを追加できる機能です。NE-BS6Aにはついていません。

作りたい料理の最高温度や、サイズによって、NE-BS6Aかそれ以外かを選択しましょう。

グリル機能

次は、グリル機能です。

NE-UBS10A NE-BS9A NE-BS8A NE-BS6A
加熱方式 大火力極め焼きヒーター 大火力平面ヒーター
両面・片面 両面グリル
時短スチーム スピードエリア加熱 エリア加熱
ヒートグリル皿 あり

グリル機能は、真ん中で割れていますね。

NE-UBS10A と NE-BS9A には、大火力極め焼きヒーター がついています。大火力平面ヒーター よりも立ち上がりが早く、パワフルです。火力の違いがおいしさの違いにつながります

また、調理時間も短くなります。例えば、トーストであれば、大火力平面ヒーターなら5分程度かかりますが、大火力極め焼きヒーターなら4分程度で完成します。

スピードエリア加熱 は、最高900Wのヒーター出力で、庫内の中央部分を重点的に加熱し、はやく焼き上げる機能です。エリア加熱 は最高650Wで加熱します。

グリル機能にどこまで求めるかで、上位2つか、下位2つか、選びましょう。

スチーム機能

次は、スチーム機能です。

NE-UBS10A NE-BS9A NE-BS8A NE-BS6A
発生方法 タンク式 650mL
過熱水蒸気
タンク式 600mL
過熱水蒸気
時短スチーム スピードスチーム機能
100℃・95-60℃(低温スチーム)
スチームあたため あり

スチーム機能は、それほど違いはありません。

レンジ機能

次は、レンジ機能です。

NE-UBS10A NE-BS9A NE-BS8A NE-BS6A
自動最大出力 1000W
最高出力制限 最大5分、その後は700W 最大3分、その後は600W
手動出力 800・600・500・300
150W・300Wスチーム
センサー 高精細・64眼スピードセンサー スイングサーチ赤外線センサー
2品同時あたため 対応 なし

自動最大出力は、どれも 1000W です。しかし、NE-BS6A だけは、他と比べて時間の制限が厳しいです。

センサー のうち、高精細・64眼スピードセンサー は、庫内を64のエリアに分けて、瞬時に温度を測定できるセンサーです。一方、スイングサーチ赤外線センサー は、庫内を左右にスイングしながら庫内の温度を測定するセンサーです。

高精細・64眼スピードセンサーのほうが性能がよく、食材の温度変化にすぐに対応できるため、好みの温度にあたためることができます。ふきこぼれの防止にも役立ちます。

2品同時あたため は、冷凍ごはんと冷凍おかずなど、種類の違うものを同時にあたためる機能です。高精細・64眼スピードセンサーで低温部を察知し、そこをねらってあたためることで、2品同時あたためを実現しています。

解凍機能

解凍機能の比較表です。

NE-UBS10A NE-BS9A NE-BS8A NE-BS6A
解凍 全解凍・半解凍
サイクロンウェーブ あり

違いなしです。

解凍 は、「芯までほぐせる解凍」と名付けられています。

まず、立ち上がりのはやいヒーターが、表面の霜をとかします。サイクロンウェーブ加熱により、マイクロ波がらせん状に放たれることで、食材の中心部から解凍します。解凍ムラもおさえられます。

基本機能

レンジの基本機能について整理します。

NE-UBS10A NE-BS9A NE-BS8A NE-BS6A
容量 30L 25L
庫内形状 フラット
ドアの開け方 たて開き
ブラック・ホワイト
主な付属品 ヒートグリル皿1枚
角皿2枚
ヒートグリル皿1枚

冒頭でも書きましたが、NE-BS6Aだけが少し小さなサイズです。他には大きな違いはありません。

次はサイズです。

NE-UBS10A NE-BS9A NE-BS8A NE-BS6A
外形(mm) 494 x 435 x 370 494 x 445 x 370 500 x 400 x 347
設置条件 背面ピッタリ
左右ピッタリ
上方8cm
背面ピッタリ
左右2cm
上方8cm
質量(kg) 約19.9 約19.8 約19.6 約15.7

外形は、幅・奥行・高さ の順です。

設置条件は、指定された距離以上あける、ということです。

NE-BS6A はサイズが一回り小さいですが、左右は2cm以上開けないといけないので、わりと幅をとることに注意しましょう。