NE-MS4B より NE-MS4A のほうがよさげ。両モデルの違いを徹底比較!
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2023年9月に、パナソニックのオーブンレンジ NE-MS4B が発売されました。この1つ前のモデル NE-MS4A との違いを見ていきます。
2023年10月時点では、NE-MS4Bのほうが新しくて1万円ほど高いのですが、古いモデルNE-MS4Aでいいのか、比較していきます。
NE-MS4Bのほうがいい点
NE-MS4B は新しいモデルなので、いくつか新しい点が追加されています。NE-MS4B のほうがいい点をまとめてみます。
NE-MS4B | NE-MS4A | |
---|---|---|
時短 | スピード機能あり | × |
自動メニュー数 | 60 | 57 |
スピード機能で時短が可能に
まず、公式サイトでも「NEW」マークのついている スピード機能 について。手動あたため(500/600W)をスタートしてからスピードボタンを押すと、最大1000Wに切り替わってあたため時間が短縮される、というもの。
500Wで4分30秒かかるあたためが、この機能を使えば、2分46秒で完了し、38%短縮された、という記載があります。
たしかに時短になっていますが、この2分弱の短縮に何円分の価値があるか、というのは人によって違うでしょう。個人的には、ぜんぜん待てる範囲内です。
自動メニューに一食分メニューが追加
自動メニュー数 も増えています。特に、一食分メニューが増えています。
残業帰りのお父さんやお母さん、塾や部活帰りの子供たちのために、一食分だけ作らないといけない場面があります。そうしたときに、皿に冷凍ごはんや冷凍うどんを乗せて、さらに具材や調味料を乗せてあたためれば、自動でかんたんに一食分が作れる、というもの。
これもそういう場面が多い人には響くかもしれません。部活帰りだと、ちょっと足らなそうですけど。。。
NE-MS4Aのほうがいい点
NE-MS4B のほうが新しいモデルですが、NE-MS4A にあった機能が全部引き継がれているわけではありません。新しいモデルでは消えてしまった機能などを挙げていきます。
NE-MS4B | NE-MS4A | |
---|---|---|
温度調節範囲 | なし | -10~90℃ |
センサー | 蒸気センサー | スイングサーチ赤外線センサー |
解凍 | g設定必要 | g設定不要 |
あたための温度指定が廃止に
NE-MS4A では、あたためるときに温度を指定することができました。しかし、NE-MS4B では、その機能がなくなってしまいました。
料理によって、温度を高くしたい、低くしたい、という設定ができるのはよかったのですが、なくなってしまったのは残念ですね。
センサーは蒸気センサーに変更
また、センサーは、赤外線センサーから蒸気センサーに変わってしまいました。
赤外線センサーは、値段が高くなる分、温度を把握することができるのですが、これがなくなってしまったんですね。その流れで、温度指定もなくなったのでしょう。
解凍時にはg設定が必要に
NE-MS4Bでは、解凍時に、g設定が必要になりました。解凍ボタンを押した後に、ダイヤルで重さを設定してから、スタートボタン。前のモデルでは、解凍⇒スタートでよかったので、少し手間が増えます。
正確に解凍できるようになるのかもしれませんが、解凍のたびに重さを設定しないといけないのは、ちょっとめんどいかもしれないですね。
ロック方法が奇妙な手順に
あと、これはスペックというわけではないのですが、ロックの方法が変わりました。
NE-MS4Aでは、鍵マークを3秒押すとロックがかけられます。ロックだから鍵。わかりやすいです。
一方、NE-MS4Bでは、なぜかスピードボタンを3秒押すように変わっています。ロックするためにスピードボタンを使う というのが、ちょっとわかりにくくてイマイチですね。
まとめ
個人的には、NE-MS4A の重要な点がなくなってしまった上に、NE-MS4Bで追加された点がそこまで響かないので、在庫が残っているうちは、値段の安い NE-MS4A のほうがいい んじゃないかなと思います。
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新しいモデル NE-MS4B