スチームオーブンレンジって何? 他のレンジと何が違うの?
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電子レンジやオーブンレンジを買おうとして調べていると、「スチームオーブンレンジ」というものを見かけることはありませんか?
スチームオーブンレンジは、電子レンジやオーブンレンジと何が違うのでしょうか。ここでは、その違いについて解説していきます。
目次
さっそく結論
さっそく結論ですが、スチームオーブンレンジは、過熱方法が他のレンジとは異なります。
スチームオーブンレンジは、庫内で高温の水蒸気(スチーム)を発生させて食材を過熱します。この加熱方式には、一般的に、以下のようなメリットがあります。
- 余分な油や塩分を落として調理ができる
- 食材の乾燥を防ぐことができる
- 調理時間の短縮ができる
- 蒸し料理など、料理の幅が広がる
余分な油や塩分を落とせる、ということは、健康に気をつかっている人や、カロリーを抑えてダイエットしたい人に向いています。
食材の乾燥が防げると、例えば、パンをトーストするときに、パサパサになりません。おいしさを保ったまま調理できます。
こうした点から、以下のような人に向いていると言えるでしょう。
- 健康やダイエットを意識している人
- よりおいしい料理を短時間で作りたい人
- 料理の幅を広げたい人
一方、デメリットとしては、以下のようなものがあります。
- スチームの準備や後片付けが面倒
- サイズが大きく、値段も高くなりやすい。
スチームを出すには、そもそも水が必要です。そのため、使用前には給水タンクに水を入れるなどの事前準備が必要です。
また、後片付けのときにも、庫内についた水滴をふき取る必要があります。
こうした手間を考えると、そこまでスチーム機能にはこだわらなくていい、という人もいるでしょう。
「高いからいいものに違いない」という考えは間違いで、別にスチーム機能がいらないなら、電子レンジや普通のオーブンレンジを選んだ方がいいでしょう。