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「否定するなら代案を出せ」問題

これ読みました。

否定をするなら代案を出せ – Mokosoft開発者ブログ

「否定意見を出すなら、一緒に代案も出したほうが価値があるよね」という内容。タイトルから、てっきり「自分の案を否定されて怒った人が書き殴ったもの」だと想像していたのですが、そういう内容ではなかったですね。

ただ、自分の案を否定された人が「否定をするなら代案を出せ」と言って怒っている場面は、今まで何度も目にしてきました。

なんでもかんでも否定しちゃって、議論をいちいち止めるというのは問題のある行為だと思います。しかし、「否定するなら代案を出せ」と言って、否定意見をとめるというのも、度が過ぎれば問題のある行為になってしまいます。今までの経験からすると、こういう発言が出たとき、その発言者は気持ちが高ぶっていて、代案を出したとしてもあまり吟味しません。そして、その代案を否定し、暗に自分の案の優位性を主張することが多いように思います。

一番ベストな案というのは、「実現可能で、副作用も少なく、実現後にはいろんな問題が解決される」というものです。が、はっきりいってこんな案を思いつくなんてことは、そうそうありません。たいていは、「ある問題は解決する」一方で、「こっちの問題が放置されたままor悪化しちゃう」とか「むしろ新たな別の問題が生じる」とかがほとんどです。なかには、コストとリターンを考えたら、やらないほうがいいんじゃないか、というような案もあります。

つまり、否定する箇所のない案というのは、基本的に存在しないのです。「否定するなら代案を出せ」という発言の裏には、「出した代案を同じように否定してやる」という発言者の気持ちが透けて見えるので、言われた方は萎縮してしまいます。なので、これはこれで議論をとめてしまう発言になってしまいます。

この「否定するなら代案を出せ」という発言をしてもいいのは、「なんでもかんでも否定しちゃう人」、「自分も案を考える、という当事者意識がない人」に対してだけだと思います。価値のある否定は、「自分も案を出す」という意識さえあれば、代案を出さなくてもできるのではないでしょうか。

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