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誤解されることわざ「可愛い子には旅をさせよ」

3月6日に放送されたR-1ぐらんぷり2016。決勝に出ていた厚切りジェイソンは、「日本のことわざにツッコむ」ネタをやっていて、次のように言う場面がありました。

『可愛い子には旅をさせよ』。ブスもさせてー! なぜ可愛い子限定? 不公平だよ。あちこち旅に出たがってるブスは潜んでるよ。かわいそうじゃないですか!

これ、2つ誤解しているところがあると思うんですよね。ネタにマジレスかっこ悪いですが、あえて書いてみます。

1つ目は、「可愛い」について。ここでは、「顔がかわいい」という意味ではなくて、「愛して大事に思う」というような意味です。「出来の悪い子ほど可愛い」の「可愛い」に近い意味です。

つまり、このことわざでは顔がかわいいかブスかは関係なくて、「いとおしいと思っている自分の子ども」を指しています。

そして、2つ目は「旅」について。上のネタでは、「旅」は、みんながしたいものという前提で言ってるような気がしますが、このことわざでは「みんながしたくないもの」という前提です。

今、「旅」といえば、ハワイやグアムのような南国のリゾート地を思い浮かべたり、アジアでの食べ歩きやマッサージを思い浮かべたり、豪華客船世界一周の旅なんかを連想するかもしれません。また、「旅」は、視野を広げるため、英語の勉強のために行うもの、と考える人もいるかもしれません。

しかし、このことわざが想定している「旅」は、交通網の発達していない時代の「旅」のことです。何百キロも徒歩で移動したり、難破するかもしれない船で外国に行ったり、というような「旅」を指しています。

つまり、このことわざは、「顔がかわいい子には、ハワイでもグアムでも、どこでも好きなところに旅行に連れて行こう!」という、キャバ嬢ウケするような(?)意味はまったくなくて、「自分のこどもが大事なら、近くで甘やかせるのではなく、あえて親元から離れたところに置いて、世の中のつらさや苦しみを経験させよう」という、ライオンが自分の子どもを谷底へ落とす的な意味なんですよね。

「旅」の印象が今と昔で大きく変わっているので、誤解してる人はいるかもしれないですね。

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