今日も8時間睡眠
8時8分888文字。何それ?

いろいろあるんだよ

離婚経験のある芸能レポーターが、「いろんな原因や問題が積み重なって離婚に至るので、離婚した理由を一言で言うことはできない」と自分の離婚についてテレビで語っていた。でも、職業柄、離婚した芸能人には離婚の理由を聞くらしい。心の中で「一言では答えられないよな」と思いながら。

離婚したとか、会社を辞めたとか、夢を諦めたとか、会社が倒産したとか、何かに失敗したとか。こういうネガティブな話には、多くの人が興味を示す。「なぜそういう結論・結果に至ったんだろう」と。中には一時的な感情で答えを出した場合もあるけど、いろんな問題が絡まりあい、複雑骨折した末に、出した結論という場合の方が多い気がする。

何かを手放すとき、一つの道を閉ざすときは、その結論に至るまでに多くの時間をかけて悩む。もがいたりもする。まわりの人に、答えや助けを求めたりもする。普通の人がパッと思いつきそうなことは、当事者がすでにやっているか、やるのに大きな障害があってやってないかのどちらかだと思う。

「なぜ?」と聞かれて、あれやこれや原因や理由を答えることはできるかもしれない。絡まりあった糸を「こんなに絡まってるんですよ」と見せることはできるかもしれない。その「絡まったもの」は、自分の経験や考えやまわりの人の言動などが含まれているから、それを見せることにハードルはあるけど、頑張ればできなくはない。

しかし、「なぜ?」と聞いた人は、絡まったものを絡まった状態で見ることを望まない。短く、わかりやすく、端的な回答を期待している。ただ、それだと本当の答えはわからないかもしれない。結論に至った主要因は、「絡まりすぎていて、身動きがとれなくなった」ということもある。「絡まっている、いろんなものが積み重なっている」が問題の本質なのに、そこを飛ばして伝えれば「え、そんな小さなことで?」などと誤解されて終わってしまう。

相手が短い答えを要求してるなら、「いろいろあるんだよ」とでも言っておけばいい。逆に、こっちが聞いて答えにくそうにしてたら、「いろいろあったんだな」と思うようにする。じっくり時間をかけないと、理解できないと思う。

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