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ストーカーの男性被害者について

これを読みました。

ストーカー概論・別編2 – ストーカーは懲らしめるべきか? (山崎はるかのメモ)

ストーカーに関する記事で、1ページ目3ページ目も興味深いのですが、被害者の性別について書いている2ページ目に、特に興味を持ちました。

なんとなく、「ストーカーの被害者は女性」というイメージがあって、それはどうやら警察が発表している数字が影響しているようなんですね。例えば、2016年に発表された資料:平成27年におけるストーカー事案及び配偶者からの暴力事案等の対応状況について(PDF)を見ると、男性対女性の被害者の割合は1対9となっています。こういう数字をニュースで耳にしたリ、こうした数字をベースにしてテレビで特集されたりするので、「被害者は女性」というイメージがついていたのかもしれません。

しかし、上のサイトでは、東京都中央区への「ストーカー問題相談室」に相談しにくる被害者は、男性の方が多い、と紹介されています。しかも、毎年、例外なく男性の方が多いのだと。警察に相談しなかった理由を聞くと、「恥ずかしいから」とか、「警察に言えない事情があるから」といったものがあり、男性はあまり警察に行きたがらないようです。そのため、この相談室に来た時点では、深刻度が高いケースも多いんだとか。

確かに、「被害者は女性」というイメージは、僕だけが持っていたわけじゃなくて、多くの人が持っていると思うんですよね。ストーカー被害にあっている人も、例外ではありません。だから、「ストーカー被害の相談なんて女性がするもんだし、自分が相談しに行くのは抵抗があるなぁ」と感じる男性の被害者もいるんじゃないでしょうか。

「被害者になるのは女性」ということが常識的なものとして普及してしまうと、本当は助けが必要だった男性は身動きがとれなくなってしまうかもしれません。その結果、いろんなところで問題がこじれることになってしまいます。最近、「マイノリティ」が話題になることが多いですが、性別などによる絶対的なものだけでなく、文脈によって少数者の属性が変わりうることについては、意識しておく必要があると思います。

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