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積極的に撤退する戦略

これを読みました。

「ダイソーが来たらすぐに逃げる」という発想は見習いたい | cpainvestor.com

百円ショップ業界に属するワッツという企業のお話。

ワッツのビジネスモデルの勝ちパターンは、業界大手が着目していない、アクセスが不便なショッピングセンターやスーパーの一角に、いち早く小規模な百円ショップを作って淡々と稼ぐことであり、業界のガリバー企業とガチンコで勝負するつもりは毛頭ないわけです。ですから、「毎年100店出店して、同時に50店閉める」ということを当然のように行って、利益を確保しています。

上の記事にも書いてあるとおり、マイナーな場所に出店し、業界大手のダイソーが近くに出店して来たら、戦わずに閉店する、というのがワッツの戦略です。

よく考えてみたら、百円ショップは、価格競争をすることはできません。百円ですから。なので、商品の品ぞろえや品質の勝負となります。これらは大手と戦っても勝ち目がない、そういうわりきりがあるんでしょう。ただ、そう思っていても、なかなか実行できるものではありません。

上の記事は少し古いですが、発想は今も変わっていないはずです。というのも、公式サイトに、次のような戦略が書いてあるからです。

・賃借契約の撤退条件を極力軽くする(入居時の交渉)
→退店時の敷金の償却を少額に留める。
→退店時前通知期間を極力短くする。

経営方針・戦略|投資家情報・IR|株式会社ワッツ

「ローコスト出退店」というタイトルのところに、上のように書かれています。退店の条件交渉に力を入れるのは、即、戦場から逃げるためです。普通の企業なら、出店のときに退店のことまではあまり考えないし、考えていても口に出せる雰囲気ではありません。公式サイトに堂々と書いちゃうのはすごいですね。ちなみに、2016年8月期は、出店が102、退店が80と、クレイジーな数字です(個人投資家説明会の説明会資料より)。言ってるだけじゃなくて、ちゃんと実行しているところがまたすごい。

普通、「撤退」とはしぶしぶ行うものです。このような積極的に撤退するという戦略は、とても参考になる発想だと思います。

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