翻訳小説が苦手だ
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これを読みました。
本当にこれはよくある。ありすぎる。
この記事のタイトルは「読書」となっているけど、とりあげているのは、海外小説の翻訳版。僕は読書はあまりしないんだけど、特に海外の翻訳小説は読みません。ここにかいてあることが、ほんとによくあるから。
小説の読み始め時点での挫折ポイント。記事では、「まっさらの状態から世界観を構築する作業が面倒くさすぎ」と書いてある。たしかにそうだけど、さらに、書き手と自分との前提条件が違いすぎるというのもあると思う。書き手の当たり前、書き手の国の小説の当たり前が、自分には全然当たり前じゃないので、冒頭からもうついていけない。
中盤で、翻訳の文体がダルく感じるのもよくあります。外国語と日本語。対応していない単語もあるし、訳しづらい文の構造もあるし、日本語にはあまりない言い回しがあったりもするのも知ってる。だけど、やっぱり読んでいて気持ち悪い日本語だと、話の内容よりそっちのほうに目がいっちゃう。
「誰が誰だかわからない問題」も記事で取り上げられている。僕はそもそも人の名前を覚えるのが苦手で、毎週見ているドラマでもほとんど名前を憶えていない。カタカナの名前だと、なおさら覚えられない。シンプルな名前なら覚えられるけど、長くて5文字。もうそれより長いと、まず目が受け付けない。サラッと流しながら名前を把握する、という感じになる。もちろん、覚えてはない。
結末がよくわからないまま終わる、っていうのもよくある。雑に読んでいたからというのもあるけど、もう読むこと自体が目的になっていて、中身がよくわからないまま進んできてしまったから、という根本的な問題がある。そういう状況だと、そりゃあ結末もよくわからないよな、っていう。
というか、もっとシンプルな理由もある。
長すぎる。
辞書のように分厚かったり、小さい文字で2段構成になってたり、とにかく長い。訳したから長くなったのか、元から長いのか知らないけど、長いから挫折するというのはよくある。
ハリーポッターとか、よくみんな読めるよなぁ。僕は1冊も読み切ったことはないんだけど。