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人の個性を流通に乗せる

4月24日に放送されていた関西テレビ系の「セブンルール」を見ました。テレビ欄には「『タラレバ』東村アキコら人気漫画家を支える敏腕編集者の仕事術」と書いてあって、流し読みをして「東村アキコの特集だ」と思い込んで録画したけど、東村アキコを支えてる人の特集でした。狙いとは違いましたが、おもしろかったので見てよかったです。

担当の漫画家が一番活きる方法をつねに考える。例えば、漫画家によって打ち合わせなどのやり方も変える。また、才能ある漫画家が、その才能を発揮し続けられることを考え、漫画家と一緒に収入や人生プランの話もする。そういった仕事の仕方をしていました。こうした仕事のやり方のベースには、「自分には個性や才能がないので、才能のある人を支えたい」という思想がありました。

この映像を見た後に、オードリー若林がこの編集者の仕事を「人の個性を流通に乗せる」と言っていたんだけど、うまいこと言うなぁと思いました。

漫画を描いただけでは、その漫画が世に出るとは限りません。世に出るには、出版社などの外部の人たちとやり取りをしないといけない。その過程の中では、例えば、漫画家の描きたいことと会社の売りたいものとの差を埋めたりすることも出てくるでしょう。また、世に出ても売れるわけではありません。それを欲しがっている人とのマッチングができないといけないですからね。

社会の常識(漠然としたものだけど)とか業界のルールを、漫画家は学ぶ機会はないかもしれないし、学ぶ気もないかもしれません。しかし、それでは、漫画は世に出ない可能性があります。そんな彼らと会社や読者との間に立って、漫画を世に出し、読みたい人に届ける、つまりは、個性を流通に乗せるということだけど、これは漫画を描くことと同じくらい重要なことといえるだろうなぁ。これが欠けてしまえば、せっかく描いても読まれないわけだし。自分んちにあるノートに漫画を描いてるのと同じことになってしまうわけだし。

この編集者は自分のことを「才能がない」と言っていました。漫画に関する才能はわからないけど、編集者の仕事に関してはすごい才能の持ち主だと思いました。

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