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マンション広告のコピーはワードが被っててもいいのではないかと。

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少し前にマンションの広告ポエムがネットで話題になりましたよね。広告コピーが抽象的すぎてポエム化している、っていう話。日経新聞でも前に記事になってたりしましたよね。

「マンション広告を含めた様々なものがポエム化していること」に関するインタビュー記事が、東洋経済オンラインに載っていました。

ポエム化は、商品・サービスの圧倒的な価値を作りにくくなった時代を象徴している ポエムに踊らされる人は頭が悪いのか? | 日本「ポエム化」現象のナゾ | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト

確かにそうなんでしょう。みんな似たような商品、機能、サービスをなんでもかんでも加えていった結果、どれも他との差を言うのが難しくなる。なので、抽象的なポエムのような宣伝コピーが出来上がる、というわけですね。自分たちで何がウリなのかが理解できていない、言語化できていないのが問題なのでしょう。

マンションの広告コピーは、おそらく昔は具体的だったんでしょう。街のイメージを表す言葉で説明してたんじゃないでしょうか。それが、「このワード、この前も使ったよなぁ」という自分のダメだし、「なんかこう、新しくないんだよな」とかいう上司からのダメだしなどで、言葉のインフレが進んでいったんでしょう。そしてポエムへ昇華。

マンション購入なんて、何年も続けて検討している人なんて少ないんだから、過去のワードとかぶってもいいと思うんですけどね。何が書いてあるんだかわからないコピー書くよりよっぽどましなんじゃないかな。

天空に舞い踊る星々のトレモロ 人々の営みを物語る地上に散りばめられた灯火のロマネスク あるいは、早朝のまどろみから朝日に 洗われつつ姿を現す都会のエクリチュール (レーベン北千住ルミレイズタワー) ポエム過ぎて意味不明のマンション広告キャッチコピー集

カタカナが全部わからん!

個人的に、マンションの広告の間取り図を見て、どこに何の家具を置くか妄想するのが好きなんですね。マンション広告のポエム度の高さはどうでもいいんですが、それより使いやすい間取りに力を入れた方がいいんじゃないかな、と感じるわけです。

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