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数学科ってそんなにやばいですかねぇ。

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数学科

数学科に進学することは人生の多くのものを諦めるということである。言わずと知れた東大数学科の院試の難しさ、就職率の悪さ、学生間の関係の希薄さは言うまでもないが、加えて人間的な余裕をも諦めなければならない。数学の抽象度は日ごとに増し、数学科生は日夜数学のことを考えながら生きていくことを強いられる。某教授に言わせれば、「数学を考えようと思って考えているうちは二流である。無意識の夢の中でも考えられるようになって初めて一流である」だそう。そのような生活の果てにあるのは疲れ切った頭脳と荒廃した精神のみである。 東大の数学科やばすぎワロタwwwwwwwwwww:ハムスター速報

数学科だけが特殊というわけでもないと思う。就職率の悪さは、文学部とかの文系学科はだいたい該当する。なんでもまじめに勉強しようと思えば、数学かどうかにかかわらず、日夜考えるのは普通。勉強をあんまりせずに卒業して就職したいという人には、おススメできない学科ではあるが。

就職率については、商品化に直結しそうな工学部や職に結びついてる医学部とか法学部とかの方が特殊。本来、学問と仕事は関係ない。学問は、知りたい調べたいという欲求から始まっていて、金儲けしたいという気持ちとは違う。

ところで、元の文章をよく読んでみると、ブラック企業のようにも思えてくる。いっそ、ブラック企業に置き換えても意味が通るかも。やってみる。

ブラック企業

ブラック企業に就職することは人生の多くのものを諦めるということである。言わずと知れた3大ブラック企業の幹部候補の幹部化の難しさ、離職率の悪さ、学生(バイトとの)間の関係の希薄さは言うまでもないが、加えて人間的な余裕をも諦めなければならない。ブラック企業の目標達成困難度は日ごとに増し、ブラック企業社員は日夜仕事のことを考えながら生きていくことを強いられる。某経営者に言わせれば、「仕事をしようと思って働いているうちは二流である。無報酬の休みの日でも働いていられるようになって初めて一流である」だそう。そのような生活の果てにあるのは疲れ切った身体と荒廃した精神のみである。

なにこれこわい。

(888文字)

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