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大企業は安定かもしれないけれど、大企業で働くことは安定じゃない

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テレビ局内定者飲み会が話題になってます。

「オレたち、すごくね?」キー局内定者飲み会での傲慢トークの一部始終

キー局内定者の「オレたち、すごくね?」にホリエモン「勝ち組でもなんでもない」

テレビ局内定者の前途は真っ暗なんだが。。。

テレビ局に限らず、大企業の内定をもらった人の中には、自分すげぇとか、これで安泰とか考えてる人も多いんじゃないかな。

確かに、大企業は安定だと思う。その企業の社員っていうだけで、信頼されるし仕事がとれやすくなったりする。優秀な人も集まりやすいし、他分野にも積極的に進出したりするので、いろんな仕事ができる可能性がある。しかも、給料がいい。

景気が悪くなったり業界の地位が弱くなっても、大企業への影響は限定的。大企業が中小企業に無理を押しつけるので、大企業は時間稼ぎができる。仮に倒産しそうになっても、公的資金の注入などで生き残る可能性もある。中小企業なら即倒産してる。大企業だけは生き残れたりする。

こうして見ると、大企業は安定だ。でも、大企業で働くことは全然安定じゃない。

望んでいない異動や出向があっても受け入れるしかない。業種拡大や分業促進により、興味のない仕事をしないといけなくなる可能性がある。自分のやりたい仕事ができる人なんて一握りしかいない。

異動や出向が引っ越しを伴う場合もある。大企業なら海外異動だってありうる。生活がガラッと変わってしまう。自分に選択の余地はない。家族がいたら家族全員の生活に影響する。

倒産しそうになった場合、会社は何らかの形で生き延びれるかもしれないけど、社員が全員生き延びれる保証はない。会社は自分が生き延びるためには何でもする。給与や賞与の削減をしたり解雇だってする。倒産しなくても、他社との合併、特に外資との合併となると、労働環境は大きく変わりうる。今まで通りの生活ができるかどうかはわからない。こういうタイミングがいつ来るかわからない。

では、安定を求めるなら、中小企業や起業の方がいいのかというと、そういうわけではない。そういうことが言いたいのではない。言いたいのは、もはや安定な仕事というのは「ない」ということです。

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