今日も8時間睡眠
888文字のブログです

交渉しすぎる人は、見えない損を垂れ流している

これ読みました。

「素直に承諾したものが損をする」というシステムへの疑問 - いつか電池がきれるまで

相手と交渉して得している人がいるため、交渉しない人は相対的に損している、ということですね。例として挙がっているのは、家電量販店の値引きや順番ぬかしですね。僕も心優しい内気な性格なので(?)、「損してるなぁ」という気持ち、すごくよくわかります。

「言ったもの勝ちの社会」がどうすれば変わるのか、僕には良い解決法が思い浮かばないんですよね。 そもそも、「言う」っていうコストやリスクをおかしているんだから、その分メリットがあるのは当然じゃないか、と考える人だって、少なくないでしょうし。

いや、たぶんそんなことはないですね。即交渉する人は、「言う」ことをコストともリスクとも思ってないでしょう。行使して当然の権利であると考えているんでしょう。

「いいひと」は、周りから尊敬されたり、感謝されたりはするのかもしれないけれど、それ以外の見返りって、思いつかないのです。

そうなんですよね。むしろ、「この『いいひと』は多少の無理を言っても受けてくれる」とか思われだすと、都合のいいひとになってしまい、かなりの損をすることになりますよね。まわりからよく思われても、合算するとマイナスなんじゃないか、っていう。

ただ、何でも自分の都合のいいように交渉してくる人というのは、どの場面でも同じ態度で人と接すると思うんですよね。そうなると、まわりにいる人はみんな離れていくと思うんですよ。どんどん孤立していくんじゃないですかね。長期的に見ると、交渉しすぎる人は、この点で損をするんじゃないかなと思います。

まぁ、こういう人が、会社で偉い立場になることってよくあるんで、そういう場合は孤立していくって難しいかもしれませんけどね。部下や取引先がその人をスルーして仕事をし続けるというのは難しいですからね。表面的には孤立することはないと思います。しかし、いざ問題や困難が生じたときに、周りの人が助けるか、っていうと助けないんでしょうね。

交渉しすぎる人は、見えない損を垂れ流しているんでしょう。そう思うことにしましょう。

(888文字)

バックリンク