写真がすごく苦手、という話
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写真がすごく苦手なんですよ。
だって写真になっちゃえば あたしが古くなるじゃない 椎名林檎 - ギブス
っていう歌もありますけどね、そういうことじゃないんですよ。「写真を撮られているところを他の人に見られるのが恥ずかしい」ってのが、苦手な理由だと思います。
思います、っていうのは、自分でもなぜ嫌なのか、よくわかってないということなんですね。でも、写真を撮られているときに、周りの人に見られると恥ずかしい気持ちになるんで、嫌だと感じるのはこれが原因じゃないかなぁ、って思うんですよね。
ポーズをとるのがはずかしい。ピースが限界。
笑顔になるのも恥ずかしい。口元あげるくらいが限界。
集合写真とかはまだいいんです。無表情でたんたんとできるので。それが、数人で集まって撮るとなると、抵抗感が出てきます。さっと抜け出したくなります。というか、さっと抜け出したりしてます。
結婚式の二次会とかで、チェキで撮った写真にコメント書くとかあるじゃないですか。あれ、最強に苦手ですね。あれ、なんなんですかね。廃止してほしいんですけどね。
顔写真にコメントを書くと、見る方としては楽だと思うんですよね。「あぁ、この人こんなこと言ってくれたんだー」ってすぐわかるんで。だが、しかし! 撮られる方は参っちゃってるんですよ。何回か、写真撮らずに二次会参加したこともあります。
日本にいると、中国人観光客に出くわすことってあると思うんですけど、彼らはすごいですよね。ばっちりポーズをとって写真とりますよね。イェーイ! とかピース! とかそういうノリじゃないんですよね。横向いて遠くを見つめてるポーズとか、片足を前に出して腰に手を当ててるポーズとか。なんですか、写真集作る勢いですか? っていう。あぁいうの、ほんとすごい。絶対できない、恥ずかしくて。
旅行に行って写真を撮るときに、周りの人に見られない状況ってないじゃないですか。観光地だったら他にたくさん人がいるのが普通なので。だから、あんまり写真を撮らないんですよね。自分のうつっていない風景写真ばっかりになる。で、自分が撮ったのかどうかわからない写真ばっかりになるという。