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888文字のブログです

「世界に一つだけの花」に関する誤解

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昨日、「『武器はテレビ。SMAP×FNS 27時間テレビ』の感想をぐだぐだと」という記事で、長々とSMAPの27時間テレビの感想を書いてみました。8888文字はさすがに疲れましたが、またいつか長文に挑戦してみようと思います。

ところで、ライブで歌っていた中で、唯一僕がちゃんと知ってた2000年代の歌が「世界に一つだけの花」でした。でもこの歌、ここの部分がやたらと変な解釈されていますよね。

No.1 にならなくてもいい もともと特別な Only one

この部分だけ抜き出して、「もともと特別なんだから、努力しなくていいでしょ」とか、「一位にならなくてもいいんだから、競争なんてしなくていいよね」とかって言う人がいますよね。それって、さぼりたい人が都合よく解釈してるだけですよね。歌詞全体を見たら全くの誤解だってわかるはずなんですけどね。

そうさ僕らは 世界に一つだけの花 一人一人違う種を持つ その花を咲かせることだけに 一生懸命になればいい

ここでいう「一人一人違う種」というのは、個性であり、その人の強みであり、他の人にはない魅力のことですよね。これを開花させることに力を注げよ、っていうことですよね。つまり、「他人と戦うのではなく、自分と戦えよ」ということですよね。

かけっこが遅い子に対して、「足が遅いのも個性だよ、だから気にしないで」っていうのは、この歌のことを全く誤解しています。この歌が言わんとしていることは、「足は遅いけど、勉強は得意かもしれない。歌を歌うのは得意かもしれない、料理を作るのは得意かもしれない。どの分野であれば、自分の能力を一番引き出せるのかを探して、その分野で頑張れ」ってことですからね。

さぼるどころか、むしろがんばれって言ってる。何かの分野で他人に勝ったっからといって油断せずに、自己研磨に励めって言ってる。

そもそもなんですけど、「花屋の店先に並んだ」って言ってるじゃないですか。店先に並ぶのって、咲いてる花がほとんどで、あったとしてもこれから咲きそうな花ですからね。咲く努力をしない花は並びません。なんで変な解釈をする人が多かったのか、ほんと謎だったなぁ。

(888文字)