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テラスハウスって台本あるんですよね? とか言っちゃう人向けの、テラスハウスの楽しみポイント

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この前、たまたま飲み屋でテラスハウスの話になって、「あれ、何がおもしろいんですか?」と言われたので、いまさらテラスハウスのおもしろさについて書きます。そう、もうあと一ヶ月で終わる、このタイミングで。

ちなみに、テラスハウスという番組は、男女6人が一つ屋根の下で暮らし、その生活を放送するという内容です。番組側は家と車だけ用意し、台本はない、ということになってます。

「ほんとは台本あるんじゃないの?」とかいう議論は不毛で、やる意味はないと思います。個人的には、あってもなくてもいいじゃないか、って感じで、むしろ、「詳細なセリフまでは決まってないけど、だいたいの筋書きくらいはあるだろう」とさえ思っています。カメラの位置やタイミングは、どう考えてもおかしい。ある程度の演出や打ち合わせがないと、もっとぐだぐだになるはずなので、人間の手は入ってるでしょうね。

というか、リアルさはどうでもいいんですよ。この番組のおもしろさは、リアルさではなくて、チュートリアル徳井と南海キャンディーズ山里の妄想劇場なんですよ。

映像が流れている間、スタジオメンバーの声を副音声で聞けるんですよね。映像を見ながら、スタジオメンバーのツッコミを聞くのがこの番組の楽しみ方なんですよ。次はこういうトレンディ劇場になるんじゃないか、とか、いま各メンバーはこう考えてるんじゃないかとか、そういうツッコミや妄想や独り言を聞いてると、スタジオメンバーと同じ部屋でテレビを見てるような感じになるんですよ。そこがいい。

特に、徳井と山里は、妄想によって話をどんどん膨らませるので、番組全体が盛り上がります。YOUや山里が毒を吐く、馬場園や山里がコンプレックスを持つ人の悲観的な考え方を披露する、ってのもいいスパイスになってます。トリンドルと登坂はほぼ飾りですが、時々出るトリンドルの純粋発言を聞くと、あぁもう僕はだいぶ毒されてるな、などと気づくわけですね。

結局、テレビを見て、みんなで「わかるわー」とか「あれはないわー」とか話したいだけなんですよね。みんなでわーわーやるのを疑似体験するのが、この番組の楽しみ方だと思います。

(888文字)

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