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サービスが無料で提供され続けると考えていたら、いつか崩壊しますよね

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これ読みましたが、これが記事になるというのがもはや意味不明なレベルですね。

「手当がもらえるなら・・・」 残業代を求める若者は「社会をなめている」のか? (弁護士ドットコム) - Yahoo!ニュース

日本生産性本部・日本経済青年協議会が、2014年度の新社会人約2200人を対象に実施した「働くことの意識」調査。「残業についてどう思うか」という質問に対して「手当がもらえるからやってもよい」と答えた若者が69.4%と過去最高だった。一方、「手当にかかわらず仕事だからやる」は下降線をたどっており、今回23.7%にとどまった。調査報告書は、「残業はいとわないが、それに見合った処遇を求めている傾向がうかがえる」とまとめている。

これに対してネットでは、手当をもらうのが当然という声もあったけど、仕事もできないくせに手当を要求するのは社会をなめすぎという意見もあった、と。で、弁護士に聞いたら、「法定の労働時間を超えて働かせておきながら、残業代を支払わないのは、企業が『労働基準法をなめている』」と返答があった。これが上のリンク先の内容。

当然もらうべきです。手当がないなんて、単に労働サービスを無料で提供しているだけです。どういう場合でも、認められてはいけません。

労働は形がないですが、形のあるもので考えてみましょう。例えば、カレー屋さんでカレーを注文して食べ、「チーズトッピングを無料でつけろ」といったらどうなるでしょうか。100%店に怒られるでしょう。カレーが思ったほどうまくなかったとしても、量が少なかったとしても、トッピングや追加注文をタダにできる権利はありません。

それなのに、なぜ労働や賃金の話になると、話が変わってしまうのでしょう。よく言われることですけど、サービスに対するコスト感覚がないということなんでしょう。形のないものに対し、ちゃんと評価できない、低く評価してしまう、もしくは、タダで提供されるのが当たり前だと考えてしまう。

提供される側であればいいんですけど、提供する側はたまったものではありません。無料で提供され続ける、と考えていたら、いつか崩壊するでしょうね。

(888文字)