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888文字のブログです

お酒飲めないけど、この酒税改革はかわいそう

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僕はお酒を飲まないので関係ないですが、これはさすがにかわいそう。

政府・与党はビール系飲料にかかる酒税について、酒類間の税額格差を段階的に縮小する方向で検討に入った。ビールにかかる税額を引き下げ、ビールよりも税額の少ない発泡酒や第三のビールを引き上げる。増減税同額の税収中立とする方針だ。 ビール系、酒税差圧縮 政府・与党「第三」など上げ :税金HOTニュース :年金・保険・税 :マネー :日本経済新聞

さらに、同じ記事内の記述。

党税調は「税負担が軽い商品の開発を誘導するのは好ましくない」(幹部)と見直し論を強めている。

税金をとるほうの気持ちも理解できるけど、ビール会社や消費者にはたまらないだろう。

特に、ビール会社。少しでも価格を下げて売り上げを伸ばそうと、発泡酒や第三のビールの商品開発をしてきたと思うんですよね。ビール会社にとって、酒税なんてコストの一種でしかありません。コスト圧縮というのは、一般的な企業なら全力で取り組む課題です。そういう状況下で、「税率の低いやつが売れてきたんで、税率上げるわ。そのかわり高かった税率の商品は下げてあげるからいいよね(売上落ちてきてるけど)」といって、企業努力をあっさり無にしてくるってどうなんでしょう。かわいそすぎるじゃないですか。

消費者も被害者ですよね。僕の知り合いで、お金はないけどすごくお酒が好きな人がいます。普段は買うのは、発泡酒。でも、たまにちょっと奮発してヱビスビールを買ったりして、「やっぱりビールはうまい!」なんて言ってるんですよね。発泡酒や第三のビールの値段を上げちゃったら、今度は発泡酒の本数を減らすってなっちゃうんですかね。もう十分消費者はダメージ受けてる気がするんですけどね。

正直、僕はお酒を飲まないんでよくわかりません。ビールと発泡酒と第三のビールの違いもよくわかりません。なんかビールの方が濃い気がする、っていう程度です。そんな僕でも、企業努力を踏みにじるような税制変更はどうなんだろうな、と感じますね。第四、第五のビールへ逃げたり、ビール離れが加速して総量が減る、という結果になるだけじゃないですかね。

(888文字)