正月におせち食べる理由ってありますかね
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2011年の頭は、グルーポンのおせち問題の話ばかりだったけど、そのすぐ後に経験する東日本大震災のことを考えれば、「あぁ、あの頃の日本って平和だったんだな」って思うんですよね。
まぁ、例のおせちを買っちゃった人はお気の毒ですけどね。
ところで、正月はだいたいどこもおせちを食べるので、外国人が正月ディナーを楽しむ場所がないという悲劇が起こるわけですが、個人的にはおせちってわざわざ買ってまで食べるようなものじゃないと思うんですよね。
おせちは、新年を祝ったりその年の豊作を祈って食べていた料理が由来らしいですね。で、食べるものは、正月に料理をしなくてもすむように、また、正月から台所で火を使わないように、保存のきくものが採用されています。
ただ、特においしくはないんですよね。「おいしくないおせちしか食べたことないんだろう」と言われればそれまでですが、わざわざ食べたいとは思わないんですよね。
そもそも、お祝いものだから「縁起がいい」と言われている具材がランクインされているわけじゃないですか。「縁起がいい」って、かっこよく言ってるけど、ただのダジャレですよね。「よろこぶよろこぶよろこんぶ。よし、昆布は採用!」とか、そんな決まり方ですよね。味関係ないですよね。レンコン持ってきて、「この穴は将来を見通せる、よし、採用!」とか、もはや意味不明です。どんな理由ですか、それは。レンコン業者の陰謀じゃないですかね。
「正月に料理しないためにおせちを作る」という人も今はいないでしょう。今は冷蔵庫があるんで、保存がきくきかないは正直どうでもいい問題です。また、おせちがあるから正月に料理をしない、ということもないじゃないでしょうか。お雑煮作るくらいはしますよね。つまり、食べるものが保存のきくおせちである必要はないんじゃないかなぁと。
昔とは環境も違うし、そんなにおいしくもないので、おせちは買ってきて食べるほどのものではないと思うんですよね。正月プライスで価格も高いですし。それだったら、お寿司の方が、おいしいし正月を祝ってる感があるだけどなぁ。