「高い給料」が転職の志望動機の回答になりうる場合
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これ読みました。
中途採用面接で、志望動機を聞かれて「もっと給料が欲しかったからです」と回答した人がいた。 | Books&Apps
中途採用面接で応募者に転職理由を聞いたところ、「給料」と答えた、と。一般的に給料を志望理由に挙げるのはよくないとされているが、そんな先入観は不要だった、という内容。実際この応募者は無事入社して活躍しているらしい。
はてブコメントには、「面接で給料の話をするのは当然だ」という意見が多いです。もちろん、お互いの条件を確認する場面では、給料の話が出てくるのは自然です。しかし、重要なのは、「【志望動機】を答える時に給料の話をした」という点です。
これがよくないとされるのは、「給料が高い方がいいのは当たり前で、志望動機になりえない」という考えから来ていると思います。しかし、この応募者はそれでも「給料が志望理由」になる理由を説明しています。それがこの部分。
エンジニアとして10年やってきて感じたのは、「やりたいこと」を言って、それが叶うことは殆どなかった、ということと、「とりあえず何の仕事でも、一生懸命やれば楽しかった」ということです。
「どんな仕事でも懸命にやる、それなら給料が高い方がいい」という経験に裏打ちされたこの人の考えは、単純な「給料がいいから転職」という考えとは少し性質が違います。会社側は「うちの給料で、どんな仕事でも文句言わずにやってくれそうだ」と想像できるでしょう。スキルから「実際今まで一生懸命やってきたんだろう」と判断すれば、採用する会社もあるでしょう。
このエピソードを斜め読みして、「よし俺もこれからは給料を志望理由にしよう」と考えて単純にまねると、痛い目を見ると思います。
中途採用面接で、志望動機を聞かれて「もっと給料が欲しかったからです」と回答した人がいた。 | Books&Apps「金のため」は当たり前で普通は言わない。それでも一番はじめに出てくる理由が「金のため」になるというのが、理由とともに言えることが重要。これを読んで「俺もこれからまず金って言おう」と安直にまねると死ぬ。
2014/11/19 09:53
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