損得勘定はどこまでカバーするか
🐣
以前、投資には金銭的なもの以外に、時間的、精神的なものもあるのではないか、という話を書きました。
この話にも関係するのですが、「損得勘定」についても同様のことが言えるんじゃないか、とこれを読んで思いました。
結婚のデメリットをはあちゅう女史は語り、私はデメリットを愛して生きる(山本一郎) - 個人 - Yahoo!ニュース
時間的にも精神的にもデメリットはあるかもしれないけど、結婚にはそれ以上の(特に精神的な)メリットがある、という内容だと僕の目には映ります。プラマイしてプラスになる人もいれば、マイナスにいる人もいるし、その計算は年齢や環境によって変わりうるものだけど、金銭的な損得以外の要素を考えながらみんな生きているんだと思います。
これは個人的に設定しているどうでもいいルールなのですが、「ゲーム・アイドル・アニメの3つには手を出さない」と心に決めています。どれも手を出せば深くまではまってしまうかもしれないという自覚があり、一度はまれば金銭的にも時間的にもたくさん投資してしまうことが予想されるからです。精神的なリターンがあるかもしれないとは思いつつも、この3つからは遠ざかった人生を送っています。
一方で、じゃあそこに投資しなかったお金と時間はどこにいくかというと、別に生産的なとこに行くわけではないんですよね。例えば、時間については、だいたいネット徘徊に向かっていくわけです。お金はかからないけど、湯水のごとく時間を浪費しています。こうして毎日ブログを書くのにも結構時間を使っています。広告収入と人件費とを比較すると、全然ペイできていません。まぁでもお金がかかるよりはマシな気がしています。精神的にも一応プラスですし。
結婚する・しないとか、子どもを産む・産まないとか、都会に住む・田舎に住むとか、会社員として働く・起業するとか、いろいろ人生の選択肢はありますが、金銭的な損得以外にも時間や精神といった軸でも考えて判断すべきだと思います。精神的な軸で考えている以上、出す結論は人によって違っていて当然だと思います。