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外国人と焼き鳥屋に行ったら、いろいろ大変だった話

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少し前の話ですが、英語は話せるが日本語は話せない外国人、英語も日本語も話せる日本人、日本語しか話せない僕、でごはんを食べに行くことになってしまいました。その外国人は、「時差ボケで体調が悪いから、肉が食べたい」という、すでに何を言っているかわからない状況。そういう流れで、焼き鳥屋に行くことになりました。

席に着いたら、おっちゃんがはちまきを巻いて鳥を焼いているのが見えました。それを見た外国人が「あの頭に巻いてるのはなんだ」って英語で聞いてきました。

そもそも、日本語でもよくわからないし、どう説明したらいいかもわからず、僕は「あわわわ」ってなってました。すると、一緒にいた英語話せる日本人が「まぁあれはコックの帽子みたいなもんだ」って答えてました。

それが正解かどうかわからないけど、まぁたぶんそんなところだろうし、納得感がありました。そもそも英語を話せるっていうのは、自分の文化を説明できる能力も必要で、僕にはハードルが高すぎます。

おまかせで焼いてもらっていたのですが、軟骨と皮が出てきました。これは外国人にはきつそうなチョイスです。

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軟骨を指して「これはなんだ?」と聞いてきたので、「これはboneだ」と答えたら怪訝な顔。「じゃあ、こっちはなんだ?」と聞いてきたので、「こっちはskinだ」と答えたら、さらに怪訝な顔。「お前ら、俺が外国人だからって、変なもの食わせてるんじゃないだろうな」って感じの顔でした。英語で説明してみると、僕らにも違和感がありました。

外国人がそれらを食べてみたところ、boneは食べること自体が厳しい感じ。一方、skinは、食べることはできるけど、「これは捨てる部分だろう」という感じ。このうまさが分からないのは、かわいそうだなぁ。

ちなみに、ぎんなんとか肉系以外にもきわどいものが出てきて、これはたぶんですけど、外国人を焼き鳥屋に連れてくるのはあんまりよくなかったかもしれません。はじめてのことだったので気づきませんでしたが。

最後は、おいしく水炊きを頂きました。食事中はずっと英語だったので、いつも以上に聞き役に徹し、もはや味もよくわからない状況でした。

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