今日も8時間睡眠
888文字のブログです

無礼な質問から欲しかった回答は得られない

🗼

これ読みました。

ピース又吉にタメ口でインタビューした女性記者の話で思い出した筒井康隆の「インタヴューアー十ヶ条」 - YAMDAS現更新履歴

このインタビュー事件のことを僕は知らなかったし、筒井康隆の「インタヴューアー十ヶ条」も読んだことないし、引用の引用になっちゃうけど、この十ヶ条の中の次の項目が印象に残りました。

無礼な質問をした場合は、報復として真実でない答えが返ってくることを覚悟しなければならない

これ、確かにそうだなぁ、って思います。インタビューに限らず、「質問する側がエラい」っていう前提で話す人がいますが、答えるほうも人間なので、こういうことをされると答える気がなくなってしまいます。実際エラい場合は答えるんでしょうけど、対等な立場であるときには、「答えない」という選択をすることもあります。

僕はたまにOKWaveというQ&Aサイトで、いろんな質問に答えてるんですけど、質問する側が偉そうにしていることがあります。基本的に僕はそういう質問はスルーしてますが、質問の仕方に反発する意見を書く人も中にはいます。

僕がよく見ているのは数学の質問なんですけど、やはり「この数学の問題を教えて」系の質問が多いんですよね。中には、問題だけ書いて、「これを解いてください」みたいなのもあって、「これはひどいな」と思うことはよくあります。せめて、どこまでできたか、どこがわからないかくらい書いてほしいですね。

もっとひどいのもあります。数学の問題は「~を示せ」という書き方になってたりしますが、それをそのまま質問に書く人がいるんですよね。問題の出題者と教えてもらう人が同じ言葉を用いるのは、間違っている気がします。「~を示せ」なんていう書き方で質問している人には、「自分でやれ」系の回答がつくことがよくあります。昔「いまいちな回答者」という記事で、回答するんじゃなくてスルーしたほうがいいと書きましたが、一言いいたくなる気持ちはとてもわかります。

結局、無礼な質問をすれば、だれからも相手にされなかったり、無用な反発意見をもらうことになったりして、欲しかった回答は得られないんですよね。

(888文字)