ランチ戦争で死なないために
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少し前の「マツコ&有吉の怒り新党」で「ランチタイムのそば屋で鍋焼きうどんを注文する高齢女性グループに腹が立つ」という視聴者からの投稿があった。「鍋焼きうどんは時間がかかるから、12~13時のランチタイムに注文するのはやめてほしい。行列ができているのに、よく鍋焼きうどんなんて注文できますね」といった内容。番組内では、「この投稿者はひどい」ということで、その怒り投稿はすぐにボツになった。
「混んでいるから時間のかかるものは注文しないで」とか「時間の都合の付く人は、サラリーマンの多い12時台を避けて」というのは、確かに自分勝手すぎるけど、こう思いたくなる気持ちもわからなくはない。サラリーマンは、短いお昼休みの中で昼飯を食べないといけない。12時台に食べなくてもいい人はその時間をさけてほしい、わざわざこのランチ戦争に参加しなくてもいいんじゃないか、と。
現在、僕は時間の都合がつくほうなので、昼飯を外で食べるときには混む時間をさけている。大体、11時か11時半には昼ご飯を食べている。13時過ぎとか、14時くらいを狙うこともある。遅いと終わってしまうメニューもあるので、早い時間を攻めることが多いが。
中には、早い時間や遅い時間に行くと、割引があったり食後のコーヒーがついたりといったサービスを用意している店もあるので、積極的に利用している。お店だって、お客さんが分散してきてくれた方がうれしいはずなので、僕にとってもいいことだし、お店にとっても他のお客にもいいことをしていると思う。
漫画「孤独のグルメ」で、行列に関して、こういう名言がある。
俺は並んで食べるのが嫌いというより 食べている時後ろで誰かが待っているという状態が嫌なんだ
これは僕も同意で、並んでいる人たちの視線を感じながら食べるのは苦痛だ。しかも、僕は食べるのが遅いので、苦痛な時間が長い。僕が食べ終わる間に、隣の席が1回転半することもある。なので、早めに店に行き、早い時間から食べ始め、12時には店を出たい。
こう思って混んでいる時間を外すことはいいと思うんだけど、それを別の人に要求するのはやはりやりすぎなんだろうな。