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問題集を選ぶときに最低限やるべきたった1つのこと

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大学受験生に限らず、大人になっても問題集を買って勉強しないといけない場面はあります。資格をとろうとか、新しいことを学ぼうといった場面ですね。僕も社会人になって以降、参考書や問題集を買うことがありますが、買う前に必ずやることがあります。それは、「いきなり解説を読む」ということです。

扱っている問題の数の多さ、難しさ、分類の仕方など、問題集を選ぶ際にはいろいろな要素がありますが、「解説を読んで理解できるか」がまず大事です。

勉強には、いろんなステップがあります。

  • 新しい用語や法則、考え方などを知る
  • 新しく知ったことを使って問題を解く
  • 解ける問題を何度も解いて身につける
  • すぐには解けない難しい問題を考える
  • 解けなかった問題の解き方を理解する

勉強の目的の1つは、解ける問題を増やすことです。なので、問題集を1回やって終わり、では意味がありません。「解ける問題を何度も解いて、早く正確に解けるようにする」「解けなかった問題を、解けるようにする」の2つが重要で、特に後者が重要です。そして、後者を実現するには、自分で問題集の解説を読んで理解できないといけません。

問題が豊富で、分類がきちんとされていたとしても、解説を読んで意味がわからないなら、買ってはいけません。その問題集は、自分のレベルにはあっていません。世間での評判やアマゾンでの評価がよくても、自分に合っていない場合は、役に立ちません。

絵がいっぱいあるから簡単というわけでもないし、文字ばかりだから難しいというわけでもありません。表面的な点から「自分のレベルにはあっていない」と判断しないほうがいいです。

「解説を読んで理解できるかどうか」を判断するためには、自分の知っている問題、わかる問題がどう解説されているかを読むのがいいです。まったく新しい分野で、わかる問題がまったくないという場合は、序盤の易しめの問題がどう解説されているかを見てみましょう。それを読んで理解できないようであれば、その後の解説もきっと理解できません。

問題集の解説をまず読んで、その解説が理解できるかを判断する。これが、問題集を選ぶときに、最低限やるべきことです。

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