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Twitterにあがってた、意味不明な日本語の問題を考えてみる

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Twitterに意味不明な日本語の問題があがっていたので読みました。こんな問題。

いつも利用している駅の前に、新しい飲料販売機が設置されていた。手書きの張り紙があり、そこに「ハイテク音声認識機。声を出してオーダーしてください」と書いてある。さっそく販売機の前に立ち、お金を入れ、「コカコーラ」と言ってみる。が、販売機は無反応。さらに大きい声で「コ・カ・コ・オ・ラ!」と叫んだが、ダメ。5回ほど繰り返した。すると、後ろのほうで、通行人がくすくす笑っている。その瞬間、自分がばかだったことに気がついた。 問.くすくす笑っているというのは、なぜか。 1.販売機が無反応だったから 2.大きい声で叫んだから 3.5回も繰り返したから 4.張り紙はウソだったから

あえて選ぶなら2だと思うんだけど、正解は4らしい。そんなばかな。

1は無い。販売機に叫んでる人を見て、「販売機側がおかしい」という人はいない。普通は叫んでる人の方がおかしいと感じるはずだ。もし販売機が主語の選択肢が正解になるなら、販売機が「コ・カ・コ・オ・ラ!」としゃべりだすくらいじゃないと成り立たない。

4が正解なら、通行人は「張り紙がウソである」ことを知ってないといけない。少なくとも、張り紙の存在に気付く必要がある。「あのウソの張り紙を信じるなんて」というところから、笑いが発生するのだろう。しかし、販売機は設置されたばかりだから、張り紙も張られたばかりだ。張り紙も、張り紙がウソであることも、通行人が知ることは難しいだろう。

3は正解に近いと思う。しかし、5回じゃなかったら笑われなかっただろうか。極端な話、1回しか叫んでなかったとしても、笑われていただろう。回数の多さは笑いに加算されるが、根本的な原因とは言えない。

通行人が、パッと認識できるのは、「誰かが大声で販売機に叫んでる」ということだけだ。小声なら5回繰り返しても笑われないだろう。張り紙が正しくても、大声で叫んでたら笑われるだろう。キオスクで「コ・カ・コ・オ・ラ!」と大声で叫んでる人を想像してみればわかる。

なので、2の「大きい声で叫んだから」が正解だと思うんだがなぁ。

(888文字)