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「心配するのは2回苦しむのと一緒」について

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先週の「マツコ&有吉の怒り新党」の「今週の怒られたさん」のコーナーで、青山アナがエディ・レッドメインにインタビューをするという謎展開がありました。普通、この「今週の怒られたさん」は、街中のそこらへんを歩いているおっちゃんたちにインタビューをするコーナーなので、かなりの変化球でした。

エディ・レッドメインは、ハリーポッターの新シリーズ「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」の宣伝で日本に来ていて、そのタイミングでうまく捕まえたんでしょう。インタビューの中で、心配性な性格の話になり、「映画の中で『心配するのは2回苦しむのと一緒だよ』というセリフがある」とエディ・レッドメインがコメントしているシーンがありました。

「心配するのは2回苦しむのと一緒」というこのセリフ、サラッと言っていましたが、なかなかおもしろいですね。映画を見てないのでどういう文脈で使われているのかはわかりませんが、おそらく「2回苦しむ」というのはこういうことでしょう。「こうなったらどうしよう、こういうことが起こってしまったらどうしよう」と心配して苦しむのが1回目。そして、実際に心配していたことが起こって、災難にあったり問題を抱えてしまったりして苦しむのが2回目。2回目の苦しみがいつもやってくるとは限らないけど、終わりのない心配であればずっと心配し続けることになります。

回数で考えれば、確かにそうかもしれませんね。心配することは、苦しむ回数を増やしているだけなのかもしれません。しかし、心配して、何か対策ができるのであれば、話は別です。たとえ悪い結果が起きて、また苦しむことになったとしても、2回目の苦しみが軽減できるように事前に行動できるのであれば、心配しておいてよかったと言えるでしょう。2回苦しんだとしても、トータルの苦しみが減るかもしれないわけですから。

なので、心配しすぎて必要以上に無駄な対策ばっかりやってしまうとか、心配はするけど何も対策しない、といった状態でなければ、心配することも大事だと思います。

映画を見ると、全然違う意味が込められてこのセリフが使われてるかもしれないですけどね。

(888文字)