21世紀型の心霊写真
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20世紀って、心霊写真を扱ったテレビ番組が結構あったよなぁ、って思うんですよね。視聴者から送られてきた心霊写真を、みんなで見る番組。いいとものワンコーナーでやってましたし、特番でもやっていました。今考えると、写真を見るだけの内容で、どうやって特番が成り立っていたのか謎ですが。
21世紀になってからは、こういう番組がすごく減った気がします。今は写真よりも映像が多いですね。UFOや幽霊の写っている映像とか。マツコの知らない世界で放送されていた「心霊ビジネス」の回を見て以降、「あぁ、こういう映像は、プロが作ってるんだな」ってのがわかってしまいましたけどね。違和感がありすぎて、自然な映像だとはとても思えない映像があるので、自分で偽物だと気づくものもありますけれども。
21世紀のカメラの増え方を考えると、心霊写真が大量にないのは変です。カメラ付きケータイの普及により、カメラの数は急増しています。それに伴って、撮られている写真の数も膨大なものになっているはずです。写真を撮ったらたまたま霊が写るとすると、確率で考えれば、もっと心霊写真が撮られているべきで、それを扱う番組も増えているはずでしょう。ま、それが増えていないということは、やっぱり、心霊写真なんかなくて、レンズについたゴミが写っていたり、何かが反射していたりして、それが霊のように見えていただけ、ということだったんでしょうね。
これと関連して、「21世紀になると心霊写真はこうなるのかぁ」という出来事がありました。
前に、ロンドン旅行に行ったのですが、大量に写真を撮っていたんですね。ブログにもいくつかアップしていたのですが、フェイスブックにも大量にアップしていました。僕は基本的に人が写っている写真はアップせず、建物とかご飯の写真をアップしていました。
そのアップした写真の中で、何の変哲もない料理の写真があったのですが。その写真、だれも写っていないはずなのに、お皿のとある幾何学模様が、顔認識されている…。
21世紀になると、心霊写真もハイテクになるんだなぁ、と思いましたね。人の顔が反射していただけだと思いますが。
まさか。