今日も8時間睡眠
888文字のブログです

「寝たい」は「仕事したくない」と同義か?

「寝たい」というのは、仕事をしている文脈で言うと、「仕事をしたくない」という意味にとらえられることが多いと思います。まー、たしかに、「(こんな仕事は放り出して、早く家に帰って)寝たい」という意味で言ってることは多いけど、ポジティブな姿勢で言うこともあると思うんですよね。

研究者の商売道具は頭です。明晰な頭脳を維持するためには栄養に偏りのない食事を取ること、 ちゃんと睡眠をとること、適度に運動することを心がけること。 「おっ、4時間寝ただけも意外と行けるじゃん。このまま実験しよ」 「夕飯とかカロリーメイトでいいや」 これをやってるといつか絶対壊れます。 (中略) 頭を大切にしてください。あなたの商売道具です。 研究に心を押しつぶされないための、新米研究者へのメッセージ - つなぽんのブログ

これは、研究者の世界での話だけど、会社に勤めている人でも同じだと思うんですよね。ショートスリーパーの人もいるかもしれませんが、寝ないとダメな人もいるじゃないですか(例えば僕です)。寝ないと頭が働きません。考えるスピードも遅くなるし、普段なら思いつくことも思いつかなくなるし、普段はしないようなミスが増えることもあります。

上の記事では、「頭は商売道具だ」と書いているけれど、研究者に限りませんよね。プログラムを書いてる人も、エクセルやワードと戦ってる人も、フォトショをいじってる人も、みんな頭を使ってるじゃないですか。頭を使うためのコンディションを整えることも大事じゃないですか。

「寝たい」っていうのは、ちゃんと休んで、次の日に頭が(その人の最大値近辺で)よく回るようにするっていう意味で言ってるケースもあると思うんですよね。ちゃんと仕事をしたい、っていう、ポジティブな姿勢。「寝たい」は、いつも仕事に対して否定的なスタンスではありません。

寝ないで頑張ることを美徳だとする人もいますが、考えられません。夜通しで働くと、仕事をした気にはなりますが、眠気と戦いながらする仕事は、だいたい非効率です。ちゃんと睡眠をとることは、その人のためにもなるし、結果的に会社のためにもなると思います。

あー、寝たい。

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