今日も8時間睡眠
888文字のブログです

ゲスい記事を見ているのを見られたくない

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みなさんは、髪を切ってもらってるときに、何をしてますか?

僕の場合は、基本的に目を瞑っています。黙って何か考え事をしているのですが、たまに記憶がなくなってることもあります。また、時々目を開けて、悲惨な事態になっていないか確認します。今のところ、悲惨な事態になっていたことはありませんが。

会話をしてもいいのですが、盛り上がらない自信がありますし、あと髪を切るのに集中してほしいという気持ちもあります。こっちが目を開けたまま会話もしないというのであれば、相手もきっと髪を切りづらいだろうと思うので、頃合いを見て、毎回目を閉じることにしています。

少し前に通っていた店では、髪を切る直前に、目の前に何冊か雑誌を置いてくれるんですよね。僕は普段眼鏡をしているのですが、髪を切ってもらう間は眼鏡を外さないといけません。眼鏡がない状態で雑誌を読もうとすると、ものすごく近づけないといけないんですよね。

眼鏡なしで雑誌を読むのは大変なので、普通なら読まないのですが、表紙を見て、ちょっと読んでみたくなることがあります。普段から雑誌はあまり読まないので、ゲスい記事とかにすごく興味がわくことがあります。電車の中吊り広告で見て興味を持つこともありますが、買ったり本屋でわざわざ立ち読みしたいとは思いません。でも、目の前にあれば、ちょっと読んでみようかなという気にはなります。

しかし、僕がその記事を読むと、髪を切ってる人にその状況を見られてしまいます。「あ、こいつ、こんなゲスい記事を読んでるよ」と思われてしまうかもしれない、と思ってしまうわけです。まー、別にいいんですが、どうも気になってしまいます。

しかも、ものすごく近づけないと読めないので、「あ、こいつ、こんなゲスい記事を、ものすごく食いついて読んでるよ」と思われてしまうかもしれない、と考えてしまうわけです。

ゲスい記事を見たい気持ちより、ゲスい記事を見ているのを見られたくない気持ちのほうが勝ってしまい、結果的に、あまりゲスくない記事をサラッと読んで、消化不良になることが多いです。やはり、髪を切ってもらっている間は、目を閉じているに限ります。

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