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レジで引き出せるようにしたい、っていう事業者はいるんだろうか

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これを読みました。

みずほ銀行は2018年4月、スーパーのレジや介護施設などで現金を引き出せるサービスを始める。キャッシュカードに付く「Jデビット」機能を使い、店などで受け取ったお金は個人の口座から引き落とす。銀行側のコスト削減や電子決済の普及などに伴いATMは減る傾向にあり、新サービスによる補完で、買い物客や高齢者の利便性を高める。 レジ・介護施設で現金引き出し みずほ銀  :日本経済新聞

確かに、買い物客にとっては利便性高いよね。ATMに行かなくても、スーパーで下せるなら、買い物をしたついでに済ませることができる。買い物客にとって、デメリットは少ないよね。

ただ、スーパーの負担は大きいよね。引き出しに備えて、現金を多めに置いておかないといけないわけだし。事業者の口座のお金を、レジの中に一定量眠らせないといけないのって、結構な負担だと思うんだけどなぁ。

それに、レジを打つ人の教育も大変そう。現金を渡すのって、スーパー内の他の業務と比べて異質だと思うんだけど、本当にできるのかな。レジを締めたときの現金をあわせる作業も、大変になるだろうなぁ。怖くて少額しか下ろせないようにするところばかりになりそう。

引き出せるお金の上限や取扱時間は事業者が決める。引き出しを紙幣のみとしたり、対応時間を限ったりする。個人にお金を渡す際に手数料を取るかも事業者が決める。みずほ銀は個人が引き出した金額を事業者の口座に振り込む。事業者からは手数料をとる。

事業者にルールを決める余地はあるみたいだけど、事業者から手数料を取るのか。負担が増えるのに。これ、事業者が導入するメリットって何なんだろう。引き出しついでにスーパーに来る人が増える、とかなのかな。そんなに見込めるかな。

このサービスは、ATMが減ったせいで失われた利便性を補完する目的もあるようだけど、ATMが減った理由って、その管理コストが高いからだよね。もちろん機械のコストもあるけど、現金管理のコストもあるよね。そのコストを事業者に押し付けて、しかも手数料を取る、って。採用する事業者が出てくるイメージがまったくわいてこないんだよなぁ。

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