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NHK受信料が裁判費用に使われることについて

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これを読みました。

NHK受信契約をめぐる6日の最高裁判決は、受信契約が成立する時期について「裁判で契約の承諾を命じる判決が確定すれば成立する」とした。「契約を申し込んだ時点で自動的に成立する」とのNHK側の主張は退けた。契約を拒む人から受信料を徴収するためには、今後も個別に裁判を起こさなければならない。 NHK受信契約、成立には裁判必要 最高裁  :日本経済新聞

僕はNHKの番組は見るし、受信料も払っているんだけど、その一部がこうした裁判に使われるのは納得いかないですね。

受信料を払わない人は、いろんな手を使って逃れようとします。そういう人に払わせるためには、余分にコストをかける必要があります。そして、そのコストは誰が払ってるかと言うと、受信料を普通に払ってる人ですよね。

人を雇って、受信料を払っていない人の家に何度も出向かせるには、コストがかかります。それで払ってくれるようになる確率はすごく低い。もったいない。悪質な場合には、上のような裁判を個別に起こしていくのかもしれないですが、それもコストがかかります。もったいない。

「テレビを買ったら、NHKの番組が見れる。だから受信料を払わないとダメ」というルールは、いろんな不公平を生んでいます。受信料を払っている人のうち、NHKの番組を見ている人とまったく見ない人では、明らかに不公平があります。また、テレビを持っている人のうち、受信料を払っている人と、なんとかして払わないようにしている人の間にも、不公平があります。

お金を払わないならNHKの番組を見ることができない、というようにするだけだと思うんですけどね。昔ならできなかったかもしれませんけど、今の時代、有料番組は他にもあるんだから、技術的にはできるはずでしょう。スカパーが見れる環境だからスカパー代も払え、などとなったら、問題になると思うんですよね。

もしくは、税金のように、全員負担にするかでしょうね。もしそうなれば、今の番組スタイルとは大きく変わることになってしまうと思いますけど。

受信料を普通に払って普通に番組を見ている人から見ても、おかしなルールだと思います。

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