「いい人」と「悪い人」の2つに分かれるのかな
🤣
世の中の人間は、いい発言やいい行動だけをする「いい人」と、悪い発言や悪い行動だけをする「悪い人」の2種類に分かれるのでしょうか。そんなことはないと思うんですよね。普段いい人でも悪い発言をしちゃうことはあるし、普段悪い人でもいいことを言うことがあります。くっきり2つに分かれることなんてありません。
どんな人間でも、どちらの側面も持っていて、その比率が違うだけです。そして、その比率は、誰に見せるかによって変わってきます。
ある人のとある発言があって、それがいい発言か悪い発言か、重要か重要じゃないか、大きな問題か些細な問題か、などを考えるにあたって、過去の言動を持ち出してくるのは、いいやり方ではないでしょう。いい人が常にいい発言をするとは限らないからです。その発言の真意を確かめるために、過去の言動から推測するなどの場合もありえますが、一般的には、まずは対象となる発言単体で考えるべきです。
対象の発言とは別のところで問題発言があったとしても、それはそれ、これはこれ、と分離して考えなくてはいけません。「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」となってしまいやすいし、過去の言動に影響されてしまいがちですが、それでもできる限り、分離して考えようという立場をとるのがいいと思います。
逆に、自分が裁かれる立場になったときに、「自分が一番問題にしたいものはこれだ」と主張したとしても、過去の自分の言動がネックとなって、その主張がぼやけてしまう可能性はあります。まわりの人たちが、対象の発言と別の発言とを区別しないかもしれません。そうなった時点では、「いや、そこは切り離して考えるべきですよ」と言っても遅いでしょう。つながって見られてしまった場合、後からそのつながりを切るのは大変です。
なので、オオカミ少年ではないけれど、将来、自分の言動がネックとならないように普段から発言していかないといけないなぁ、と思います。僕自身、ブログに何を書いてきたかをすべて把握しているわけではないので、僕もブーメランになる可能性はあるけど、ブログに限らず、普段のリアルでの生活から意識していかないとなぁ、と思っています。