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888文字のブログです

スマホの機能はたくさん増えたが、使う姿は一種類

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少し前にこのツイートが話題になっていました。

スマホでできることは何種類にも増えたけど、外から見ると「スマホを使っている」という一種類にしか見えない、っていうのがメインの話だと思います。(それとは違うところにひっかかっている人もいましたが)

上のツイートではフードコートでそれに気づいたようですが、このことは僕も前から感じていました。特に「電車に乗ると、みんなスマホをいじっている。異様な光景だ」っていうスマホ批判を聞くたびに思っていました。

昔は、朝の通勤列車では、サラリーマンが新聞を半分に折り、縦長の状態でコンパクトに読む、という光景をよく目にしていました。というか、僕もやってました。あれ、意外に読みやすくて、それに慣れてしまうと、むしろ普通の新聞紙の大きさって大きすぎるよな、っていう気になってくるんですよね。なので、僕は家でもそうやって読んでいました。

今でも見る光景ではありますが、今はスマホでも同じ新聞記事を読むことができます。僕もここ数年はスマホで済ませています。紙の新聞は、捨てるのがめんどくさいんですし。

他にも、電車でよくやっていたことは、ほとんどがスマホ上でできるようになりました。本や雑誌や漫画を読むというのも、スマホでできるようになったし、音楽を聴くのも、ゲームをするのも、勉強をするのも、今はスマホでできます。友達との会話も、今はチャットツールでできますしね。

そういうわけで、「みんなスマホをいじってるから異様だ」というのは、昔は行為と見た目が一対一になっていたけど、今は見た目だけが統一されてしまっただけの話だと思います。それは、「オフィスに行くとみんなPCの前に座って作業をしている。異様な光景だ」と言ってるのと同じでしょう。昔は、紙の書類とかノートとか封筒とか写真とか現金とかを扱っていたけど、今はPCでほとんど処理できます。でも、PCだらけの環境を異様だという人は今はいないので、いつかはスマホも異様とは言われなくなるんでしょうね。

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