小さな節約をたくさん集めるより、大きな節約を数個集める方がいい
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これを読みました。
賛同できるところが多いです。特に、「小さな出費を削るより、大きな出費を削る方がずっと効果的である」という点。小さな出費をたくさん削ると、すごく頑張っているような感覚になって、「結構お金が残っているはずだぞ」という気持ちにはなるんだけど、小さな節約を積み上げてもそれほど残らないんですよね。野菜を特売日に買うなどの小さい節約を寄せ集めるよりも、外食の回数を減らす方が労力をかけずに節約できます。
一番見直さないといけないのは、継続的に使っているものでしょう。
上のサイトは、家計に関する相談にコンサルが答えるというものです。家計簿の改善前と改善後が見れるのですが、提案される改善策よりも、他人の家計簿自体がおもしろいコンテンツです。なかなか見れないですからね。
家計の見直しでよくメスが入るのは、通信費(格安スマホに変更する)と、保険です。毎月の支出の中で大きな割合を占めていることが多く、見直しの効果があります。
収入が少ないと貯蓄も少なくなるのは仕方ないとは思いますが、上のサイトにたまに出てくる「収入が多いのに貯蓄がない」ケースはなかなか衝撃的な家計簿になっていて、よりおもしろいです。
手取り72万円でも足りない? 娘の進学と老後の資金|マネー研究所|NIKKEI STYLE
共働きで手取り月収が72万なので、世帯年収は1000万は超えているでしょう。高校生の子ども2人がいるので支出がそれなりにあるのは仕方ないですが、これで貯蓄190万というのがすごいですね。この例では教育費が高すぎです。収入が多くても、固定支出が多いと、お金はたまらないですね。
副業で収入を増やすという案もありますが、手っ取り早いのは大きい支出を見直すことでしょう。冒頭のサイトにある次の言葉
「人並みの生活」をフルコースで実現しようとしない
は本当にそうですね。これにお金を使うのが当然でしょ、と漠然と考えていると、お金はすぐになくなります。自分が本当に使いたいところに使えるようにしておかないといけません。