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GoToトラベルについて、ホテルで働いている友人と話をしました

僕は普段旅行にはほとんどいかないので、GoToトラベルについてほとんど調べてはないんだけど、この前ホテルで働いている友達と会う機会があって、少し話をしました。

売れているのは、ほとんど高価格帯の部屋。GoToトラベルは、普段は泊まれないような高い部屋に泊まる、っていう使われ方が基本で、アパホテルみたいなわりと安めの部屋と競合する部屋はほとんど売れてないらしい。割引額を見て選ぶと、そうなっちゃうのは仕方がないかな。

GoToトラベルがないときと比べればプラスにはなっているけど、部屋数で見れば、高校価格帯より低価格帯の部屋の方が圧倒的に多いので、トータルで見れば、収益のマイナスはぜんぜんカバーできてない感じ。

大きいホテルだと、結婚式とか宴会などのイベント会場のサービスもあるけど、これらもコロナのせいでダメなので、旅行の部分だけではぜんぜんカバーできないらしい。

新型コロナが流行する前は、中国からの観光客が押し寄せてきて、日本で大量に買い物して、帰っていくという流れがあった。その流れで、中国人がチャリンチャリンお金を落として、それをみんなで分け合っていて、ホテルもその一部であった、と。そのフローがなくなり、代替するものはそう簡単には現れないので、当分厳しい状況が続きそう。

その友人は、今までのこの中国人観光客に依存した構造が、「観光業による成果って言えるのか?」と疑問を持っていたので、こんな状況になってしまったことに対して、「ざまぁ」と思っているところもあるらしい。が、収益減の影響はもちろん受けていて、今はほとんど自宅待機。仕事場に行くのは月に数回だけとのこと。

サービス業にもいろいろあって、ITと組み合わせることのできる分野はなんとか生き延びられそうだけど、それが難しい分野は、どうしようもなさそう。人が集まって何かする系のビジネスは、アフターコロナでもなかなか収益は戻らないだろうなぁ。政府が補助するにも、ぜんぶを救うことは無理だろうし、どうすればいいんでしょうね。各社、リモートでもできるサイドビジネスをやっていく、とかなんでしょうか。いやそれも厳しそうだけど。

一般財団法人アジア・パシフィック・イニシアティブ ディスカヴァー・トゥエンティワン 2020/10/18
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