今日も8時間睡眠
888文字のブログです

知り合い的な雰囲気は出してもらわないと!

🏇

これを読みました。

俺は嫌だった。だって小学3年生の女の子を連れてる33歳のおっさんなんて完全に不審者じゃん。警察沙汰になる可能性すらある。

ざるそばを姪と一緒に食いに行った

これを読んで、似たようなことがあったなぁ、と思い出していました。

ある先輩がいて、夫婦とも朝早くから出かける用事ができたそうです。その夫婦には小学生の子どもがいたのですが、子どもを朝一人にしておいて、そのまま学校に行かせるのは不安だ、ということになりました。

ここまではいいのですが、なぜか僕が朝に先輩の家に行って、登校時間まで待機して、その子と一緒に学校に行くことになりました。謎ですね。たしか、そのとき僕が無職期間だったので、そういうエクストリームな依頼をしてきたんじゃないかと思います。

一緒に学校に行くといっても、集団登校をするということだったので、実際にはマンションから出て少し離れたところまででいいということでした。

朝早くに先輩の家に行き、まず先輩夫婦を見送りました。小学生を引き継いで、しばらくは二人でテレビを見たりして過ごしていました。

登校の時間が近づいたので、出発してエレベーターに乗りました。そのマンションは結構大きいこともあり、同じ学校に行く子も住んでいるようで、その小学生の子の知り合いがエレベーターに乗ってきました。

すると、その小学生の子はそれまで僕と仲良くしゃべっていたのに、急に僕に対してよそよそしい態度をとりはじめたのです。

いや! 君が! 他人感を出してくると! 怪しまれるじゃないか! ただでさえ! 普段見かけない大人が! マンションにいるんだから! 少なくとも! 知り合い的な雰囲気は出してもらわないと! 困るじゃないか!

まぁ、小学生のときによくある、同級生に親を見られるのが恥ずかしい、親と一緒にいるところを見られたくない、的な感情になったのかもしれません。それはわからなくはないんですが、あやうく、不審者取りが不審者になってしまうところでした。

エレベーターを降りる頃には、その子は仲のいい友達と合流したみたいで、僕の役目はそこで終了しました。リスクの高い頼まれごとでした。

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