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「前にも言ったけど」とあえて言う

🐠

これを読みました。

前にもお伝えしているとはお伝えしない - フジイユウジ::ドットネット

同じことを聞かれたときに、「前にも言ったんだけど」といった言葉をつけてしゃべらないようにしてる、という話。

同じことを説明するのがめんどうで、こういうことを嫌味として言ってしまう人もいると思います。個人的には、同じことを聞かれて同じことを説明するのはあまり苦ではないです。難しい内容なら一回では理解できないこともあるだろうし、量が多ければ一回で全部頭に入らないこともあるでしょう。相手がメモをとっているときは所々で説明するのを待ちますが(待ってくれない説明者もたまにいるけど)、それでもすべてをメモれるわけではないし。

ただ、僕はこの「前にも言ったけど」を禁句にはしてません。連発するとウザがられるだろうなとは思うので連発はしませんが、「これは何回も出てくる大事なことなんですよ」という意味を込めて、あえて言うことはあります。

例えば、数学をやっているときには、前に出てきたあの定理が、あの公式が、あのテクニックが、別の問題で再登場することはよくあります。「これは前に勉強したコレコレっていう別の分野でも出てきたんだけど」って言えば、「あぁこれは何度も出てくる重要なモノなんだな」とか「ちょっと記憶があやふやなので、コレコレの分野をもう一度見ておこうかな」と考えてくれるかなという気持ちがあります。

逆に、僕が同じことをもう一度聞きたいときは、なかなか聞きづらいなと感じてしまいます。めんどくさい気持ちはわかるので。なので、同じ聞き方ではなく、「前にも説明してもらったとこの中で、この部分をもうちょっと詳しく聞いていいですか?」とか「ここの部分がまだあまり理解できてなくて」というように、もう少し細かいところを聞くようにして、少しでも負担を減らそうとはします。逆に、「そもそもこれってなんでやってるんでしたっけ?」とか「これってどういう経緯でこうなってるんですか?」みたいにもっと大きいことを聞いて、別の観点から自分の理解を深めることもあります。

まぁ、別の人に聞いてしまうこともありますけどもね。

(888文字)