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「好きなことを仕事にしよう」と言い過ぎた弊害

「好きなことを仕事にする」というのは、魅力的な言葉に聞こえるんだけれど、ちょっと言い過ぎてる気がする。言いすぎてると、弊害も出てくると思うし、もうすでに出てきてるんじゃないかと思う。

例えば、就職活動の時期、就活サイトや会社は「好きなこと・やりたいことを、仕事にしよう」と煽り過ぎだと思う。そうやって若者の気持ちを盛り上げといて、会社に入ってみたら実は違う内容の仕事だったとか、希望の部署に配属されなかったとか、失望するような展開になったりする。CMや会社説明会では脚色は入るけど、内部で見る世界はリアルだからね。そんなにきれいなことばかりではないよね。で、「好きなこと・やりたいことができないなら、辞めます」といって去っていってしまう。

ほかには、「好きなことを仕事にしてるんだから、給料は低くてもいいじゃん」という、いわゆる「やりがい搾取」が起こりやすくなったと思う。好きじゃないことを仕事にしている人もいる、それに比べれば、好きなことを仕事にしている人は、理想的な状態だ、そんなぜいたくなやつは低賃金でもいいだろう、みたいな。「好きなことが今の仕事につながっている」という人が多い業界ほど、こういう流れが多い気がする。

言うまでもないけど、仕事をする大きな理由の一つは、生活をするため。生きてくために、お金を稼がないといけない。僕だって、部屋から石油がワンワン湧き出てきたら、絶対働かない。しかし、実際には湧き出てこないし、お金を使うと不思議なことに預金が減っていくので、仕方なく仕事をしないといけない。

そこで、何の仕事をするかという問題が出るわけだけど、「好きなことを仕事にする」は、いわば、正解を見つけにいく考え方だと思う。ただ、不正解を選ばない考え方、つまり、「こういう仕事はしたくない」から考えて、その中で一番給料の高そうな仕事をやっていく、というやり方もあると思う。

好きなことを仕事にすることがゴールではない。生きていければ、どんな仕事でもいいと思う。「好きなことを仕事にすることが幸せ」と自分が思うならそうすればいいけど、全員がそうじゃないといけないわけじゃない。

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