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文芸美術国民健康保険組合に入って保険料を下げる裏ワザって、使えなくね?

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健康保険料の払い過ぎで死ぬんじゃないか、という本末転倒なことが起きそうな気配がしてきました。そこで、合法的に安くする方法はないか、と調べてみると、「ブロガーなら文芸美術国民健康保険組合が狙えそう」みたいなことを書いてるサイトがいくつか見つかるんですね。しかし、よくよく調べると、「いやそれ無理でしょ」っていう話になるんですよ。

個人事業主の場合、基本的には国民健康保険に入ることになるのですが、職業によっては、同業者団体の健康保険制度(国民健康保険組合)が用意されていることもあります。国民健康保険の場合、収入によって保険料も増えていく(上限はある。が、年間100万弱…)のですが、国民健康保険組合なら定額のところが多いんですね。そのため、収入の多い人にとっては保険料をおさえられる可能性が高いです。制度によって違いがあるので、単純比較ができない部分もあるんですけども。

医師とか、弁護士とか、税理士とか、いろんな業種の国民健康保険組合があるのですが、プログラマーとかブロガーのような、ネットでよく情報を発信してる人たちが入れそうなところは見当たらないんですね。ただ、「文芸美術国民健康保険組合なら狙えそう」という情報だけは見かけます。

公式サイトの「組合員になるための条件」によると、少なくとも、指定した団体の会員になってないとダメなんですね。で、ブロガーとかプログラマーとかなら「日本ネットクリエイター協会が狙えそう」と書いてあるサイトが見つかります。まぁ確かに他の団体よりは近寄れそうです。

しかし、この団体に入れたとしても、メイン収入が文芸・美術・著作活動によるものでないとダメ(証拠として、収入の内容と作品を提示する必要がある)で、結局最後にはじかれると思うんですよね。この団体による注意書きを見ても、アフィ収入があっても原稿料をもらってない限り著作活動とは認められそうにないし、プログラマーでもデザインをメインにしてないとダメそうなことがわかります。

そういうわけで、国民健康保険組合に入って保険料を下げる、という選択肢は、なかなかとれないんじゃないかなぁと思うんですよね。

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