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年収600万独身男性も、専業主婦も、都市伝説だよね。

これを読みました。

「男は年収」の婚活事情に物申したい - ぼくら社Blog

その中で、気になるフレーズが。

私のケースは、「安心と安全を求める」婚活女性達の参考にならないのは百も承知なのですが

そうか、そうだよなぁ。一生、安定的なキャッシュフローが入ってくれば、安心だよなぁ。それが年に600万もあれば、なおさら安心ですね。ただ、それを望むんだったら、もうほとんどの人が結婚できないんだろうなぁ。

実力と年収って相関あるのかあやしいよね」で、職業別の実力と年収の相関表があったら見てみたいという話をしました。ちょっと違うけど、職種別の年収分布がありました。

平均年収/生涯賃金(100職種別) 2013年版 |転職ならDODA(デューダ)

これを見ると、年収600万以上は、20%もいないんですね。分母が正社員だけなので、男性全体に広げると、さらに割合は少なくなります。この層の独身と出会わなければ、少なくとも結婚できないわけですね。

僕の周りにいる年収600万以上の既婚者は、大体大学生の時や就職してすぐぐらいに今の奥さんと出会っています。そして、結婚後に年収が600万を超えた、というケースがほとんどです。つまり、現時点で年収600万以上の独身者というのは、いい人に出会えなかったとか、結婚する気がなかったなどという人です。過去の女性以上の魅力、結婚への意識改革が必要なので、仮に出会えたとしても結婚への道のりはまだまだ遠いです。

女性が男性に「安心と安全」を求めるのは難しいです。なぜなら、男性が会社に「安心と安全」を求めることが難しくなってしまったからです。自分がいつ会社から追い出されるかわからないし、会社がつぶれてしまう可能性もあります。将来の収入のリスクヘッジとして、奥さんにも働いてほしいと男性が考えるのも不思議ではありません。「安心と安全」を求めて専業主婦になりたい人は、どれだけ狭い道で戦っているのかを自覚しないといけません。

もはや、年収600万の独身男性なんて、幻想です。都市伝説です。年収いくら以上、専業主婦希望なんていってたら、結婚自体が都市伝説になっちゃいそう。

(888文字)

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