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バンクルワセの石原さとみの対決がおもしろかった

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6日のバンクルワセの石原さとみの対決がよかった。

「バンクルワセ」は、芸能人がプロに挑戦するというバラエティ番組。この番組で、映画の予告作りのプロと石原さとみが、石原さとみ主演のドラマ「ディア・シスター」の予告映像を作る、という対決をしていました。

石原さとみの作った予告は、各出演者やストーリーを紹介するという正攻法。ドラマはラブコメディーで、ドラマの雰囲気がそのまま詰め込まれていた内容でした。一方、プロの予告は、サスペンス風に仕上げられ、姉妹のドロドロしたドラマを思わせる内容に作られていました。

正直、プロの予告の方がドラマを見たくなりました。実際、番組でもプロの方が評価は高かったんですよね(評価時には作成者はわからないようになってます)。

ただ、しばらくしてから、「あのプロの予告は、映画ならいいけど、ドラマではダメだな」と思ったんですよね。

プロの専門は、映画の予告作りでした。映画の場合は、とりあえず映画館まで来てもらえればOKで、映画を見た後は予告のことなんてみんな忘れてるんですよね。映画がどうだったか、に視点がうつります。

でも、ドラマの場合は、10週程度続くんですよね。初回だけ見て終わり、では意味がなくて、見続けてもらう必要があります。

プロの作った予告はドラマの中身からかけ離れていたため、予告を見て興味を持った人がドラマを見ても、翌週から見ないかもしれません。サスペンスだと思って見た人は翌週から離れるし、サスペンスなら見ないという人にはそもそも見てもらえません。結果的に、プロの予告を採用していたら、「初回の数字だけがよかった」となっていたかもしれません。

このバンクルワセでは、評価の高かった予告映像を実際の予告映像として流すことになっていましたが、今流れているのは石原さとみが作った方です。ドラマの予告としては、ドラマの内容を誤解するようなものは不適切と判断した、ということなんでしょうね。

ちなみに、キングコングの西野も予告を作っていたのですが、あまりに狙いすぎてて完全にすべっていました。正直、あれはないです。このドラマはなかなかよかったんですけどねぇ。

(888文字)

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