バナナの話
👜
昨日会社で仕事してたら、突然次の質問が飛んできました。
「バナナの生産量世界一位は、インド、台湾、フィリピンのうちどれ?」
なんでそんなクイズがいきなり出てきたんだ、って思ったんだけど、昨日はバナナの日だったらしい(カレンダーを見たら、一応わかるけど)。それにちなんで、朝のテレビ番組で上のクイズが出たみたいなんだけど、その番組を見た人が答えを見る前に会社に来ちゃったから答えがわからない、という話だったみたい。
バナナと言って思い浮かぶ国はフィリピンしかなかったのでそう答えたんだけど、どうやら正解はインドらしい。インドの場合、生産量はトップだけど、自国で消費するのが主目的で、輸入用として生産しているフィリピンなどとは状況が違うらしい。だから、インドにはバナナのイメージがあまりないんですね。ま、ウィキペディアをただ読んだだけなんだけど。
ほんと、ウィキペディアにはいろいろ書いてあって、この情報いるのかな、っていうのもある。
マイナス40度程度まで冷却すると、バナナを金槌のように使って釘を打つことができるが、さらに冷却すると脆くなって打った衝撃でバナナが砕けてしまうので、注意が必要である。
「マイナス40度より低い温度で冷却する」って、一般人は出くわさない状況な気がするけど。
生産はインドが一位だけど、日本が一番多くバナナを輸入している国はフィリピン(財務省貿易統計より)。他にも、バナナ情報を求めていろいろさまよってたら、「バナナ大学」なんていうのを見つけ、よく「banana.co.jp」っていうドメインがとれたなぁ、ということを思ったり。
また、「エクアドルのバナナ産業と対日貿易」っていう資料もなかなか面白い。この資料によると、1963年の輸入自由化までは台湾バナナが圧倒的な位置を占めていたけど、自由化後はエクアドル産バナナが急増、その後フィリピン産が大量に入ってきた、という流れ。フィリピン産はかなり後になって巻き返したんですね。昔は高級品だったバナナも、大量輸入の結果、お手軽フルーツになった、と。
そもそも、エクアドル産バナナって食べたことも見たこともないんだけど。