今日も8時間睡眠
888文字のブログです

一人で時間をかけてレベルを上げることって、あんまりいい策ではないんだよなぁ。

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これを読みました。

タスクをどんどん遅延させてしまう人に、何故遅延させてしまうのかヒアリングした時の話 | Books&Apps

僕も昔は「時間をかけて、レベルの高いものを出した方がいい」と思っていて、想定よりも時間がかかり過ぎたり、締め切りになっても人に見せられるアウトプットになっていない、ということがありました。なので、上の記事に出てくる、「遅延させてしまう人」の気持ちはよくわかります。

今もそんなに仕事は早くないですが、今はとりあえず早くアウトプットを見せて、それをみんなと共有することを目指しています。第1弾がダメでも、追加や修正を加えて、締め切りまでにレベルをあげることはできるわけだし。また、「時間をかけて、これだけ?」と言われないため、という理由もあります。

時間をかけると、「思ってたのと違う」となったときのダメージが大きすぎるんですよね。その後の軌道修正が難しくなってしまいます。

仕事の場合、締め切りが来てしまうと、それまでの頑張りがすべて無駄になることはあります。クリスマスイベントの企画書を12月26日に完成させていたら、めちゃくちゃ頑張ったとしても、評価されることはありません。

とりあえず、動くもの、見せられるものを出しておけば、それをたたき台にできます。他の人のアドバイスを聞けば、自分一人で考えているよりも、試行錯誤する時間は短縮されるかもしれません(逆に船頭が多すぎて悩む可能性もありますが)。それに「このくらいのレベルでいい」と言われれば、そこで仕事が終わるかもしれません。

反対に、部下が仕事を遅らせないようにするために上司ができることは、細かく進捗をチェックすることでしょう。「時間対比の仕事量が少ない」といったことは言わずに、とりあえずのアウトプットが出せるように誘導していくのがいいのではないか、と思います。ブラッシュアップは、仮の結論が出てからでもいいですからね。

進捗確認を入念に行い、「今どこまで進んでいるか」をなるべく細かくチェックしてあげる

タスクを遅延させてしまう人への対応が書かれていますが、その中でもこれが一番重要だと思いました。

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