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第一弾閉店

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近所で、今年の四月頭(か三月の下旬)に新規オープンしたタピオカ店があります。コロナのあるなしに関係なく、このタイミングでタピオカ店は厳しい感じはしますが、新入生とか花見客とかそういうのを見込んでいたのかもしれません。

オープンしてすぐ後に緊急事態宣言が出てしまいました。解除後に店の前を通ったら、残念ながら、もう閉店してしまっていました。たぶん、数日も営業してなかったんじゃないかなぁ。タピオカ店っていうのも原因ではあるんでしょうが、それでもさすがにこの展開はかわいそすぎます。

近所では、新規オープンの店以外にも、何十年もやってる老舗店も閉店していました。安さがウリのチェーン店も閉店。一方で、少し高めの価格帯のチェーン店も閉店。スポーツ用品店といった、飲食店以外の店も閉店しています。

緊急事態宣言を終えた後に、元の生活に戻るのか、戻らないにしてもどの程度戻るのか、各店舗が見極めたのでしょう。閉店は6月が多かったように思います。5月の終わりから6月の頭に掛けて見てみて、「もう昔のように戻ることはないんだな」と判断して、さっさと閉めたのでしょう。

東京の家賃は高いので、客が入らないなら早めに撤退しないといけません。会社もリモートワークが増え(オフィスワークに急激に戻り始めてるけど)、学校もオンラインが増えています。人はたくさんいるけど、家の中。大人数での飲み会や食事会もなく、人はたくさんいるのに店の中に入ってこないんだから、高い家賃を払い続けるという選択肢はなかなかとれません。

「ある程度の感染は仕方ないので、経済を回していきましょう」と言うのは、治療方法がもう少し確立していないと厳しいです。予防をしても完全には防げない上に、感染しても検査できるかわかりません、入院できるかわかりません、という状態なら、保守的に行動する人はどんどん保守的になるでしょう。

当面、昔のように客足が戻ってくることはなさそうなので、新しい儲け方を考えないといけません。今後発生する閉店は、体力を消耗しきった閉店となるはずで、今の時点ですでに閉店しているところよりも深い傷を負ってしまうでしょう。

(888文字)