いたずらをする人に腹を立てながら対策する飲食店の人には、普通利用での事故対策にも役立ってますよ、といいたい
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最近、回転寿司屋などでの迷惑行為がニュースになってますね。最近問題になっているような行為は、故意にやっているものなので当然ダメなのですが、故意ではなくても、ちょっとした事故が起こってしまうことはあるように思います。
例えば、スプーンや箸などの入ったカトラリー入れがテーブルの上にある場合。引き出しに入っているような頑丈なモノならいいのですが、たまにふたもなくてむき出しになっているものがあります。このケースでは、食事中に食べ物がたまたま飛び散ったりして、中に入ってしまう可能性があります。
布をかぶせて、ふた代わりにしているケースもありますが、この場合は、スプーンなどをとるために布をよける際、手があやまって口をつけるほうに触れてしまう可能性があります。布で隠れているので、どちらが口をつけるほうかわからないし、箱の中でどれだけ偏ってスプーンなどが置かれてるかもわからないですからね。
テーブルの上に紙ナプキンを立てて置いているお店もあります。たまに、紙ナプキンを詰めすぎて、1枚とったときに複数枚とれてしまうことがあります。これを自分で戻すのはきれいじゃないなと思うので、複数枚とれてしまった場合は、僕は戻さないようにしています。が、人によっては、そのまま戻しているかもしれません。
近所の中華料理屋では、餃子用に、醤油、ラー油、酢がテーブルの上に置いてあるのですが、その並びに消毒用アルコールが置いてあるんですよね。食べるものの並びに食べちゃいけないものが並んでるのはちょっとした罠のように感じます。文字が読める人なら問題ないですが、日本語が読めない外国人とかだったら、危険かもしれません。
いたずらを防止するために、共用のものに対策をしたり、テーブル上のものを整理したりすることは、お店にとってはコストのかかることで、一見、メリットは少なそうです。ただ、これらの対策には、普通に食事をするときに起こりえる事故を防ぐ効果もあるはずです。
最近のニュースを見て、いたずらをする人に腹を立てながら対策する飲食店の人には、その対策は普通利用での事故対策にも役立ってますよ、といいたいですね。